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リンの多い豆類ランキング厳選トップ20一覧

文部科学省「食品成分データベース」の内容から リンの多い豆類ランキングを一挙ご紹介します!リンが足りない!どの食品・食材を食べればリンが効率的に 補えるのか知りたい人はぜひ参考にされてください。

《参考》

リンが多い豆類厳選トップ20一覧

以下ずらっとリンが多い順に豆類ランキングを作りました! 基本的には調理していない生の状態の含有量となっています。調理状態によっては、 リンの含有量が変化するため、詳細のリン含有量については、各食品・食材のリンクで確認してください。

以下のタブをクリックすると、カテゴリごとのランキングも見ることができます。

ランク食品分類100gあたりの含有量
1位 黒大豆 豆類 620.0mg
2位 青大豆 豆類 600.0mg
3位 大豆 豆類 490.0mg
4位 えんどう グリンピース(揚げ豆) 豆類 450.0mg
5位 べにばないんげん 豆類 430.0mg
6位 レンズまめ 豆類 430.0mg
7位 ささげ 豆類 400.0mg
8位 いんげんまめ 豆類 370.0mg
9位 青えんどう 豆類 360.0mg
10位 赤えんどう 豆類 360.0mg
11位 えんどう 塩豆 豆類 360.0mg
12位 あずき 豆類 350.0mg
13位 つるあずき 豆類 320.0mg
14位 りょくとう 豆類 320.0mg
15位 ひよこまめ 豆類 270.0mg
16位 らいまめ 豆類 250.0mg
17位 やぶまめ 豆類 230.0mg
18位 えんどう うぐいす豆 豆類 130.0mg
19位 うずら豆 豆類 100.0mg
20位 絹ごし豆腐 豆類 68.0mg

リンの働き

リンの働きを簡単に見ていきましょう。

骨を形成する

リンは、カルシウムとともに骨を形成する重要な栄養素です。

エネルギー代謝に寄与

リンはATPの形成、核酸や細胞膜リン脂質の合成に利用され、 細胞内リン酸化を必要とするエネルギー代謝などに必須の成分となります。

リンの摂取基準量

男性のリン摂取基準量(mg/日)
年齢目安量上限
0~5ヵ月120-
6~11ヵ月260-
1~2歳500-
3~5歳700-
6~7歳900-
8~9歳1000-
10~11歳1100-
12~14歳1200-
15~17歳1200-
18~29歳10003000
30~49歳10003000
50~64歳10003000
65~74歳10003000
75歳以上10003000
女性のリン摂取基準量(mg/日)
年齢目安量上限
0~5ヵ月120-
6~11ヵ月260-
1~2歳500-
3~5歳700-
6~7歳800-
8~9歳1000-
10~11歳1000-
12~14歳1000-
15~17歳900-
18~29歳8003000
30~49歳8003000
50~64歳8003000
65~74歳8003000
75歳以上8003000
妊婦800-
授乳婦800-

リンが不足するとどうなる?欠乏症

リンが不足すると、上記で解説したような、骨の形成やエネルギー代謝に問題が生じる可能性がありますが、 実際には、リンは広く様々な食品に含まれており、欠乏症になることはほとんどありません。むしろ過剰摂取を抑制する取り組みが必要と言えます。

リンを摂りすぎるとどうなる?過剰症

リンの過剰摂取は、腸管におけるカルシウムの摂取量を抑制することが知られています。 また過剰なリンは尿によって排泄されますが、これが腎結石の発症リスクを高めているという報告があります。 症例はまだ少ないため、確定的なことは言えない段階ですが、関連性が強いと考えてよいでしょう。

リンを摂取できる料理や食事内容

リンは、魚介類、乳製品、種実類、大豆製品などに多く含まれます。 先ほども述べたように、リンにおいては欠乏の心配よりも過剰摂取に注意が必要です。 リンの過剰摂取の予防としては、上記食品の他に比較的リンの含有量の少ない、芋類やキノコ類などを 食事にバランスよく取り入れておくとよいでしょう。

各栄養素の含有量が少ないランキング

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