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40代が2日で1キロ痩せるダイエット方法|男女別に詳しく解説
<更新日:2024年9月18日>今回の記事では、40代の方に特化して、2日で1キロ痩せる確実な方法を食事と運動の観点を中心に
網羅的に解説していきます。男女別、体重別に目標摂取カロリーや目標消費カロリーも確認いただけます。
40代の方が2日で1キロ痩せるためには、単に食事制限や運動するだけでは間に合いません。
短期間で大きく体重を減らすための独自のアプローチが必要です。40代という年齢も考慮する必要がありますので、その点も詳しく解説します。
また単に痩せるだけでなく、1キロの減量後も健康的で太りにくい状態を作るためのポイントも含まれていますので、ぜひご一読ください。
<このページで分かること>
- 40代の方が2日で1キロ痩せるに何をすればよいか具体的な方法が分かる
- 40代の方が2日で1キロ痩せるための具体的な食事量が体重別、男女別で分かる
- 40代の方が2日で1キロ痩せるための具体的な運動量が体重別、男女別で分かる
- 40代の方が2日で1キロ痩せる際に重点的に気を付けるポイントが分かる
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もちろんライター全員がダイエット経験者そしてダイエットの成功者です。
目次
40代の人が2日で1キロ痩せることは可能?
結論から言うと、 体重が重めの方の場合は、可能な場合もありますが、体重が55キロ未満の方はかなり厳しい目標になります。
元の体重が軽いほど、基礎代謝や普段の食事量が少ないため、短期間で大幅に体重を減らせる要素が少なくなるためです。
また、体重重めの方であっても、 単に脂肪を落とすだけでは難しい数字です。腸内環境を整え排便を促したり、 運動と食事による適切なアプローチでむくみを改善することによって初めて達成される数字です。 つまりは、脂肪以外の水や便など複数の角度から減量する必要があります。
一時的な断食を行って、単に食べないという減量方法も考えつく人もいると思いますが、 食べた瞬間体重は元通りになるため、根本的なアプローチとは言えません。また40代の方にとって、無理な断食を行うことは ダイエット後のリバウンドを高めるため非常に危険です。
今回ご紹介するダイエット方法は、断食などの無理をせず2日で1キロを目指せる方法です。
40代の人が2日で1キロ痩せるには?
現在の体重や体のむくみ具合、宿便の量などによって減らせる体重は異なりますが、 排便によって300g程度の便、 むくみを身体の水分量の1~3%程度減らせた場合は、2日で1キロ痩せられる可能性があります。
特にこれまでダイエットをしてきておらず、乱れがちな生活を送っていた人ほど2日で1キロ痩せられる可能性は高くなります。
排便量1日300gは可能?
一般的な一日の排便量は200~250g程度といわれていますが、 宿便が溜まっている際には、最大で4kg程度の便が溜まっていることが あります。4kgという数字は最大値ですが、便が溜まりがちな人で500~1kgというのは十分にあり得る範囲といえます。
この点からすると、日ごろ食事管理や運動に無頓着な方がしっかりと排便を促す取り組みを行った場合は、 300g程度の便なら排せつできる可能性があります。
むくみの改善で1~3%の水分を減らすことは可能?
むくみの度合いは人それぞれですが、軽いむくみの方でも2~3キロ程度水が溜まってしまうことはあります。 さらに40代という水の循環が滞りやすい年代を考えた場合、むくみの改善で体内水分量の1~3%の水分を排せつすることは十分にあり得ると言えます。
ただ誤認しないでほしいのは、むくみ改善は単なる水抜きではないということです。
今回ご紹介する内容は、ボクサーのように健全な状態から水抜きによって体重を落とすと言うものではなく、 あくまでも余分な水分を減らす取り組みのため、 単に汗をかいて脱水症状の手前まで我慢するというものではありません。
日ごろの運動不足やむくみの溜まりやすい状況を改善し、増え過ぎている水分量を調整するものです。
40代の方が2日で1キロ痩せるための目標摂取カロリーを男女別に確認
減量したい1キロを体脂肪量としてカロリーに換算すると、およそ7200kcal※になりますが、 一度のフルマラソンで消費するエネルギーが2000~3500kcalであることを考えると、 体脂肪だけで2日で1キロを落とすことは不可能です。
前述したように排便300g程度、そしてむくみの改善も合わせて合計1キロの減量を目指します。
排便300g分と余分な水分を1~3%減らし、残りの分を脂肪で減らす場合は、 脂肪で減らさなければならない体重はおよそ0.2~0.7キロとなります。 2日合計をカロリー換算すると、
1,344~5,040kcal減らす※ということになり、 より現実的な数字になります。
これを日割り計算すると、
一日当たりに減らす食事量は672~2,520kcalとなります。
ただし、これまでより672~2,520kcal食事量を減らすことで、 基礎代謝よりも摂取カロリーが少なくなってしまう人は、目標摂取カロリーを基礎代謝レベルにあげ、その分運動量を増やすようにします。
基礎代謝よりも摂取カロリーが低い状態が続くと、筋肉量の低下など体への悪影響が多くなるばかりか、リバウンドのリスクも高まるからです。 特に40代の方にとって、筋肉量が大きく減ってしまうリスクが大きいので、 かならず食事量は基礎代謝以上をキープするように心がけてください。
※脂肪1kgは7200kcalに相当
40代男性が2日で1キロ痩せるための目標摂取カロリー
40代女性が2日で1キロ痩せるための目標摂取カロリー
40代の方が2日から1キロまで痩せるための食事
食事のポイント①PFCバランスを適切に維持する
40代は筋肉量低下との戦いです。2日というごく短期間のダイエットでも、 極端な栄養バランスは筋肉量を低下させ、ダイエット後のリバウンドを助長してしまいます。 またダイエットのみならず、肌の張りや、見た目の健全さにも影響し、たとえ痩せることができたとしても 見た目を老化させてしまう原因になります。 2日で1キロ痩せるという比較的ハードなダイエットにおいては、非常に重要なポイントとなります。 理想的なPFCバランスは、厚生労働省の示す値を参考にしましょう。
- タンパク質13~20%
- 脂質20~30%
- 炭水化物50~65%
短期間で痩せる場合は糖質を少なめにする
糖質は1gあたり3~4gの水分を保持する性質があり、 糖質が過剰な場合は、身体に多くの水分を保持してしまうことになります。
厚生労働省の基準を軸に糖質量(炭水化物量)をできるだけ減らすと
- タンパク質20%
- 脂質30%
- 炭水化物50%程度
2日程度のダイエットであれば、糖質(炭水化物)をほぼ摂取しない状態でも痩せることができますが、 食事を元に戻した瞬間に体重が元通りになるため、あまり意味がありません。上記基準を軸に食事のバランスを保つようにしましょう。
食事のポイント②食物繊維を積極的に摂取する
そして便をすっきりと落とすために重要なのは、食物繊維です。
食物繊維は、腸の善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善し、スムーズな排便を助けます。
間接的には、腸内環境の改善がGLP-1やPYYといった満腹感を得やすくするホルモンを増やすことにもつながり、 食事量全体の抑制にもなります。
長期的な視野でみれば、善玉菌が優勢になることで、タンパク質や脂質を栄養源とする悪玉菌が少なくなり、 余分な栄養素を吸収しない体質になります。
また先ほど項目で「糖質(炭水化物)はできるだけ少なめにする」という解説をしましたが、 炭水化物を減らすことによって食物繊維は不足がちになります。 炭水化物は糖質を含むと同時に、食物繊維の主要な摂取源でもあるからです。 不足がちになるぶん食物繊維は意識的に摂取しなければなりません。 できるだけ炭水化物(糖質)を減らしつつも、 食物繊維はしっかり摂取するというのが2日で1キロ痩せるための鉄則となります。
食物繊維の摂取量目標の目安は一日当たり18~20g程度です。
食物繊維を摂取するのにおすすめの食材
例えばこんにゃくや寒天などはその多くが食物繊維でできています。海藻やキノコ類もそうですね。
単純に上記のような食材だけを食べていれば確実に痩せていくことができますが、 「食べた気がしない」「継続や習慣化は不可能で確実にリバウンドする」という デメリットがあります。
ダイエットの際に食事の豊かさや満腹感を維持しつつ食物繊維を補うポイントは、 炭水化物中心の食材から比較的食物繊維含有量の高い食材を選ぶことです。
例えば、
- 玄米・五穀米
- 全粒粉系のパン
- ごぼうなどの根菜類
食事のポイント③塩分を控えて、むくみを解消する
むくみの解消は見た目の改善にも非常に効果的なので、徹底していきましょう。
むくみ解消にはカリウムが効果的
もちろんカリウムだけが体内の水分調整に関わっているわけではなく、 その他にも様々な要因が体内の水分量に関わっています。
すでに解説したPFCバランスなども総合的に整えたうえで、 カリウムの摂取を意識することが重要です。
カリウムは様々な食品に含まれていますが、 特に含有率が高く、効率的に摂取できる食品は以下のようなものです。
- 野菜類
- 切り干し大根
- アボカド
- ほうれん草
- 小松菜
- 枝豆
- ブロッコリー
- 果物
- バナナ
- キウイ
- 海藻類全般
ダイエット成功者の実際の食事メニュー例
ここからは実際にダイエットに成功した方々のリアルな食事メニューを 教えていただきましたので、ご紹介いたします。
7kgのダイエットに成功
ダイエットアプリで毎日の食事内容を記録、一日の食事量を2000kcal前後に設定しPFCバランスを意識していました。食事内容は揚げ物を極力控え、サラダチキン、ゆで卵、ゆでたエビなどタンパク質を摂ることを意識。食事は朝昼晩の3回をしっかりとって配分は(朝3昼4夜3)の割合で摂っていました。間食はお腹がすいたらしていましたが、大福などの和菓子を中心に糖質を摂ることを意識していました。我慢したものは特になく控えていただけで量と回数を減らし脂っこいものでも食べていました。
7kgのダイエットに成功
家族に迷惑をかけたくなかったので、自分で調整できる範囲で行った。朝食はリンゴと水(ただし、休日に妻がトーストを焼けば半分食べざるを得ない)、昼食は職場で出るので、それまで通りに子供向けカロリー計算のもの、夕食は大きく改善して、まずはアルコールをやめた。これは経済的な理由もあるが、妻から小言を言われるのが嫌なのでやめた。また、油ものも自分は控えるようにして、極力食べないようにした。アルコールを飲まなくなったので、食後のおつまみやお菓子を食べるのもやめた。外食の際、初めは極力カロリーが低い物を選んでいたが、家族が遠慮するのでそれは止めて欲しいと言われて、その時だけ食べたいものを選んだ
6kgのダイエットに成功
食事の内容は、朝は、それまで、食パン2枚食べていたものを1枚に減らしました。お昼は買ってきたお惣菜で、今まで通り、唐揚げやハンバーグなどの肉料理を食べていましたが、量も少なめに少し減らしてみました。それから、夜におかゆダイエットをしました。夜ご飯のおかずは、肉ではなく、魚メインにしました。焼き魚や煮魚、お刺身を食べるように心がけました。また、野菜から先に食べるようにしました。間食は、洋菓子を我慢しました。
3kgのダイエットに成功
食事は和食にしました。ご飯の量はこぶし1個ほどにして、野菜を先に食べ、温かいスープや味噌汁で野菜の量も増やしました。そして、米粒1つ1つまで意識して噛むようにして、ゆっくり時間をかけて食べるようにしました。寝起きは白湯をコップ1杯飲んで体を温めました。間食はゆで卵やプロテインを入れた牛乳にしました。とにかく体の声を聞くように意識してみました。お腹が空いていないならご飯の時間だろうとご飯を食べない、もうお腹がいっぱいなら食べるのをやめる、などです。
40代の方が2日で1キロ痩せるための運動による消費カロリーの目標を男女別に確認
40代において、運動、特に筋トレは非常に重要です。筋トレの重要度は男性女性で変わりません。
男性は40代を境に始まる男性ホルモンの低下の影響をうけて筋肉が減りやすくなり、 女性に関しても、更年期を境に女性ホルモンの低下が始まり、その影響で、筋肉量が減り始めます。 あまり知られていませんが、女性ホルモンも骨格筋の発達に大きく影響しています。
40代は筋力が徐々に衰える年齢であり、40代のうちに運動をする習慣を身に着けた人とそうでない人は、 40代以降の体型の維持にも差が出ます。
またダイエット終了直後に関しても、ダイエット中に運動を取り入れ習慣化した人ほど体型の維持が容易になります。
40代男性が2日で1キロ痩せるための運動による消費カロリー
40代女性が2日で1キロ痩せるための運動による消費カロリー
40代の方が2日で1キロまで痩せるための運動
40代のダイエットにおいて、特に2日で1キロ痩せるという目標を達成するためには、 運動は必ず行うべき取り組みになります。 ダイエットしたいけど、あまり運動したくないという人も多いですが、短期間で痩せるためには必須です。 運動はカロリーを消費するという観点と合わせて、むくみ改善効果と、排便効果が高いからです。
40代の運動のポイント①筋トレ+有酸素運動がマスト
筋肉量が落ちにくい30代までと違い、 日に日に筋肉量が落ちる40代は、筋トレの効果が非常に高いと言えるでしょう。 そして短期間でできるだけ消費カロリーを多くするために有酸素運動も非常に重要になってきます。
筋トレのメニューはシンプルで構いません。自宅でできるものでOKです。
- 腹筋運動
- 背筋運動
- 腕立て伏せ
- スクワット
有酸素運動については、自分が気持ちよく取り組めるものを最低200kcal以上を基準として行います。
- ウォーキング
- ジョギング
- 水泳
- 縄跳び
- 踏み台昇降
2日で1キロ痩せるために最も効率的な運動は「筋トレ×有酸素運動」なので、 目標をかならず達成したいという人は必ず取り入れましょう。
40代の運動のポイント②ストレッチを入念に行う
ストレッチには、短期間のダイエットにおいて以下のような効果が期待できます。
- むくみ改善・排便促進
- 身体の可動範囲が高まり、日常動作の消費カロリー増大
- 血流促進で脂肪分解ホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン、成長ホルモン)が脂肪細胞を分解しやすくなる
- 加齢や運動不足による筋肉のコリ解消
- 運動前
- 運動後
- お風呂上がり
それぞれに期待される効果は以下の通り。
- 運動前⇒ケガの防止と可動範囲拡大による消費カロリーの増大効果
- 運動後⇒脂肪分解ホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン、成長ホルモン)を隅々まで流す効果
- お風呂上り~就寝前⇒体の柔軟性を高める効果と、睡眠の質改善効果
- 運動前ならラジオ体操でOK
- 運動後は、簡単な前屈やYOUTUBE上に乗ってる豊富なコンテンツを参考に
- お風呂上りは、優しくゆっくりと軽く体を伸ばす程度でOK
40代の運動のポイント③日常でうまくカロリーを消費する
運動をする時間がない、仕事都合で継続できないという人は、日常を運動する時間と考えるのも一つの手です。
- 電車通勤の場合は、席に立たずに立ったままにする
- 通勤経路で歩く時間を長くする
- エスカレーターやエレベーターを利用せず階段を使う
- 家事をいつもより入念に行う
- お昼休憩で散歩をする
意外と日常の中に運動するチャンスはたくさんあるので、 今の生活を振り返り、運動にうまく活用できそうな時間はないか探してみましょう。
日常を運動時間にうまく転換できた人は、意識せずとも自然に痩せていくことができます。
ダイエット成功者のリアルな運動メニューについて
ここからは実際にダイエットに成功した方々のリアルな運動メニューを 教えていただきましたので、ご紹介いたします。
7kgのダイエットに成功
・一日の運動量 :歩数計8000~10000 とジムでの筋トレや自宅内でのストレッチ
7kgのダイエットに成功
保育園の送迎は、自分の出勤時間などとの兼ね合いもあるので、どうしても車をつかわざるを得ないが、通勤を自転車にかえた。往復16キロをアップダウンもけっこうある、田舎道なので、電動アシスト付きの自転車で通っている(ただ、早く家に帰って来てほしいという苦情もあるが)。その他には、特にダイエット前と変わったところはない。経済的にも時間的にも自分のために多くを割くことはできないので、自分のために運動する時間をとることが難しいため。
6kgのダイエットに成功
私は、水泳が好きだったので、1 週間に2回、水泳と水中歩行をするためにプールに通いました。
3kgのダイエットに成功
カラダファクトリーの先生によって、前太ももが張りやすく関節に負荷がかかるなどの理由から、有酸素運動は、寝転がってエア自転車漕ぎが良いと言われたので、それのみ実行しました。あとは運動というよりストレッチをして、緊張した筋肉を意識的に伸ばしたり、ヨガをして気持ちよく体をほぐすようにしました。子供と一緒に行動することが多いので、商業施設などではよく歩くようにしてみたり、子供が遊んでいるのを見守っている時などは片足重心にならないように立つことを意識したり、なるべく足を閉じる(膝をくっつける)など運動としてしまうと続かないし時間も取れなくなったりするので、普段の行動内での意識を変えるようにしました。
40代の方が2日から1キロまで痩せるための睡眠
睡眠のダイエット効果は、非常に幅広く、食事や運動の改善にも勝る効果があります。
- ストレス軽減効果で内臓脂肪がたまりにくくなる
- 睡眠時間の増加で、単純に「食べたい時間」を減らすことができる
- 自律神経の安定でホルモンバランスの安定
- 日常の接触行動(何となく食べたい)を少なくする
- 日中帯のエネルギー消費量増加
- 満腹ホルモンレプチンの増加で、お腹いっぱいになりやすくなる
- 空腹ホルモングレリンの減少で、お腹が減りにくくなる
40代の方が2日から1キロまで痩せるためのダイエット方法-まとめ
今回解説した内容を参考に適切で正しいダイエットを実践しましょう。