funcity

体脂肪率・体脂肪量計算機

<本ツールでできること>

あなたの体重・身長・年齢・性別・見た目から体脂肪率・体脂肪量を算出します。
体重計がない人、体重計に体脂肪率計測がない人に活用いただけます。
誤差最大5%程度のレベルで判定できます。
あくまで推定値であることをご留意ください。

体脂肪率・体脂肪量計算

計測対象年齢は10歳以上です。
計測対象年齢は17歳以下の方の数値は誤差が大きくなる可能性がある点をご了承ください。
18歳以上の方が体脂肪率を推定式にて計算する場合は、季節要因も考慮します。

見た目による体脂肪率予測

体脂肪率は、見た目、特に腹部の脂肪の様子から大まかに数値を割り出すことができます。 特に筋肉量の多いアスリートや、病気などで筋肉量が極度に低下しているなど、標準的な筋肉量でない場合は、推定式よりもより正確に体脂肪率を判定できることがあります。

キャリパー法による体脂肪計測

体脂肪率は体脂肪測定用のキャリパーを使っても計測できます。計測方法については、後述のキャリパーによる体脂肪率の計測方法をご覧ください。

体脂肪率・体脂肪量計算結果

体脂肪率推定式から計算された体脂肪率・体脂肪量・徐脂肪体重

体脂肪率(%)
体脂肪量(kg)
除脂肪体重(kg)
筋肉量が明らかに人より少ない、 もしくは明らかに多いという人は推定式で正確な値が出ていない可能性があります。
見た目からの推定、キャリパー法での算出、または体重計での計測値を参考にしてください。

見た目から計算された体脂肪率・体脂肪量・徐脂肪体重

体脂肪率(%)
体脂肪量(kg)
除脂肪体重(kg)

キャリパー法で計測された体脂肪率・体脂肪量・徐脂肪体重

体脂肪率(%)
体脂肪量(kg)
除脂肪体重(kg)
ダイエット関連ツール
当サイトでは無料で使えるダイエット高性能ツールをご用意しております。自分の身体やダイエットのことを正しく知りましょう。
下のリンクからご覧の各ツールを確認できます。
  • 目標摂取カロリー計算ツール
  • 目標消費カロリー計算ツール
  • PFCバランス計算ツール
  • 運動の消費カロリー計算ツール
  • 体脂肪率・体脂肪量計算ツール
  • BMI計算ツール
  • 基礎代謝計算ツール
  • 身長・体重ごと体型平均データ
  • 運動・食べ物カロリーデータ

あなたの身長・体重・体脂肪量から分かる様々なデータ

あなたの基礎代謝量
体脂肪量は
あなたの年代における標準的な体脂肪率との差(%)
あなたの年代・身長・体重における標準的な体脂肪量との差(kg)
※上記の数値は体脂肪率推定式の結果をもとに算出しています。

平均的な体脂肪量にするために必要な運動量

ウォーキング(4km/h:ゆったり)
ウォーキング(5.6km/h以上:速い)
ランニング(5~6km/h:ゆっくり)
ランニング(6.4km/h:普通)
ランニング(8.4km/h:速め)
ランニング(10.8km/h:かなり速め)

体脂肪率の計算方法・式について

体脂肪率は、以下の式で求められます。
  • 体脂肪率(%) = 体脂肪量(kg) ÷ 体重(kg) × 100
  • 体脂肪量(kg) = 体重(kg) × 体脂肪率 ÷ 100
体脂肪率、体脂肪量の計算式を見ても分かる通り、 体脂肪量、体脂肪率のどちらかが分からないとどちらの答えも導き出すことができません。体脂肪率計測付きの体重計がない場合は 体脂肪率、体脂肪量を求めることができません。
そこで当サイトでは、体脂肪率と体脂肪量以外の数値から統計的に導き出した式や目安をもとに 体脂肪量、体脂肪率の両方を求める方法をご紹介しています。

それぞれの式や目安について解説していきます。

体脂肪率推定式から体脂肪率を計算する

体脂肪率推定式は、高知大学が公表している体脂肪率を大まかに知ることができる計算式です。
身長、体重、年齢、性別が分かっていれば体脂肪率を計算することができます。
  • 体脂肪率(%)=(46.1×体重(kg)-685×性別-8.9×身長(cm)+3.8×年齢-23.8×季節+302)÷体重(kg)
性別は、男性なら「1」女性なら「0」を当てはめます。
季節は、夏なら「1」冬なら「0」を当てはめます。
統計に利用されているデータは18歳以上の一般人の被験者のデータであることから、 計算式を利用できるのは、18歳以上の一般人です。体重制限はありません。

逆に次の方は異常な数値が出たり、数値がマイナスになることもあります。
  • 何らかの競技者(アスリート)で明らかに一般人よりも筋肉が多い方
  • 何らかの疾病などで明らかに一般よりも筋肉量の少ない方
  • 17歳以下で身体が発達段階の方
上記条件のどれかに当てはまる人は、体重計・体脂肪率計を利用した正確な体脂肪率測定をおすすめします。 もしくは、見た目から分かるおおよその体脂肪率やキャリパーを利用した体脂肪率測定を行うようにしてください。

小中学生・高校生の体脂肪率計算推定式について

10~17歳までの小中学生、高校生に関しては、厚生労働省の定める標準体重とタニタの体脂肪率判定表より、 体脂肪率を計算しています。 計算式は以下の通り、
  • 体脂肪率(%)=(体重(kg)-標準体重(kg)※1+標準体重における標準体脂肪量(kg)※2)÷体重(kg)×100
  • ※1標準体重(kg)=A×身長(cm)-B
  • ※2標準体重における標準体脂肪量(kg)=標準体重(kg)×標準体脂肪率(%)※3
  • ※3標準脂肪率(%)はタニタの体脂肪率判定表を参照
上記式は、17歳以下の身体(発達段階の未成年)においては、 脂肪以外の筋肉量や骨量、内臓量などの個人差が少ないと仮定し、 「標準体重と現在の体重の差分」「標準的な体脂肪量」と足し合わせることで、推定の体脂肪量を算出、 そこから、体脂肪率を計算したものです。
標準体重を求める計算式のAとBについては、厚生労働省の示す年齢ごとの数値を参照しています。
17歳以下でも、筋肉量が著しく多い/少ない人に関しては、実際の体脂肪率よりも高い/低い数値が算出されてしまうことにご留意ください。

見た目から体脂肪率を計算する

体脂肪率は見た目からもある程度予測をつけておおよその数値を知ることができます。
当サイトで様々な被験者の脂肪の付き方と体脂肪率を集計し、その結果から、体脂肪率を誤差5%程度の範囲で推定する目安を定めました。
複数の筋肉から血管が浮き出ている5%未満
腹筋だけでなくほぼすべての筋肉が割れている5~9%
全ての腹筋がくっきり割れている9~15%
腹筋上部に割れがある。もしくは全体的にうっすらと割れている15~19%
腹筋は割れていないが筋肉の凹凸が確認できる19~22%
椅子に座った状態でお腹の脂肪がズボンの上に乗る22~25%
椅子に座った状態でお腹の脂肪がズボンからあふれ垂れ下がる25~27%
立った状態でお腹の脂肪がズボンの上に乗る27~30%
立った状態でお腹の脂肪がズボンからあふれ垂れ下がる30~35%
立った状態で背中の脂肪がズボンの上に乗る35~40%
立った状態で背中の脂肪が二つ以上に分かれて段になる40~45%
立った状態で背中の脂肪がズボンからあふれ垂れ下がる45%以上
17歳以下の方や、アスリートなどの筋肉量の多い方は、体脂肪率推定式よりも正確に体脂肪率が分かる可能性があります。

キャリパーで体脂肪率を測定する

体重計で体脂肪率を測定する以外にも、キャリパーという専用の器具をつかって体脂肪率を図ることができいます。 肩甲骨下、二の腕の脂肪の厚さをそれぞれ測定することによって、体脂肪率を知ることができます。 キャリパーによる体脂肪率の計算式は以下のようになっています。
  • 体脂肪率(%) = (4.57÷身体密度-4.142)×100
  • 男性:身体密度 = 1.0913-0.00116×(二の腕の脂肪の厚さ(mm)+肩甲骨下の脂肪の厚さ(mm)
  • 女性:身体密度 = 1.0913-0.00133×(二の腕の脂肪の厚さ(mm)+肩甲骨下の脂肪の厚さ(mm)
注意点として、人によって測定結果が異なることがあるということです。
キャリパーで体脂肪率を測定する場合は、測定に慣れている人が行うか、自分で測定する場合には、複数回測り、 平均的な値を計算した方がよいでしょう。

体重計や精密機器による体脂肪率測定について

体重計やInBody、MRIなどの精密機器による体脂肪測定にも様々な種類があります。
  • 生体電気インピーダンス法(BIA法)
  • 二重エネルギーX線吸収測定法(DEXA法)
  • 空気置換法
  • 水中体重秤量法
  • 核磁気共鳴画像法(MRI)
それぞれ簡単に解説していきます。

生体電気インピーダンス法(BIA法)

生体電気インピーダンス法とは、 身体に微量の電気を流し、その電気の流れやすさから身体がどのような組成になっているかを調べることができる測定方法です。 人間の身体は、筋肉、脂肪、骨、内臓などの組織から成り立っており、部位に応じて電気の流れやすさが変わります。 同じ体重・身長の人でも、身体組成によって電気の流れやすさがかわることから、その人の体脂肪量を分析することができます。 具体的には、体脂肪率を図った様々な統計データと電気の流れやすさをすり合わせて、体脂肪率を算出しています。

インピーダンス法のデメリットとしては、体内水分量などによって電気の流れやすさが変わることです。 インピーダンス法で体脂肪を測定する際は、体内水分量が比較的安定しやすい食前や入浴前に測定することが推奨されます。

インピーダンス法による測定は、体脂肪を測定することができる体重計や、InBodyなど比較的簡単に体脂肪を測定することができる 機器で使用されています。

二重エネルギーX線吸収測定法(DEXA法またはDXA法)

二重エネルギーX線吸収測定法とは、 2種類の異なるエネルギーを照射し、その透過性の違いから身体の組成を調べることができる方法です。 体脂肪のみならず、筋肉量や骨量、骨密度なども正確に計測できます。 測定の精度が比較的高いことから、様々な研究分野においても利用されることが多い測定方法になります。

空気置換法

空気置換法とは、 専用のカプセルに入り、空気の圧力の変化量から身体密度を調べて、体脂肪率を計算する方法です。

水中体重秤量法

水中体重秤量法とは、 水中と空気中での体重差を測り、身体の体積と密度を求めます。測定された身体密度からBrozekの式を用いて、 体脂肪率を計算します。

核磁気共鳴画像法(MRI)

核磁気共鳴画像法(MRI)とは、磁気と電波を利用することで、身体断面の撮影を行い 複数の断面図から、身体全体の組成を計算することができる測定方法です。MRIは体脂肪測定のみならず、 医療現場を中心とする身体の組織の様々な測定に用いられています。

体脂肪率の理想的な値・平均値について

年代別に平均的な体脂肪率の目安を示します。 厚生労働省による明確な平均値の値はなく、e-ヘルスネットによると、
  • 男性:25%以上
  • 女性:30%以上
体脂肪率を基準とした肥満の目安としています。

体脂肪率の平均値として公的なものはないものの、健康系企業各社の発表している基準は、おおむね近い値を示しています。 今回はタニタが体脂肪率の判定基準としている値を参考にします。表から自分の体脂肪率が適正な範囲であるかをチェックしてみてください。

男性の体脂肪率の目安

年齢体脂肪率の基準
やせやや痩せ気味標準軽肥満肥満
6才6%以下7~15%16~24%25~29%30%以上
7才6%以下7~15%16~24%25~29%30%以上
8才6%以下7~15%16~25%26~29%30%以上
9才6%以下7~15%16~25%26~29%30%以上
10才6%以下7~15%16~25%26~29%30%以上
11才6%以下7~15%16~25%26~29%30%以上
12才6%以下7~15%16~24%25~29%30%以上
13才6%以下7~15%16~24%25~29%30%以上
14才6%以下7~14%15~24%25~28%29%以上
15才7%以下8~14%15~23%24~28%29%以上
16才7%以下8~15%16~23%24~27%28%以上
17才8%以下9~15%16~22%23~27%28%以上
18~39才10%以下11~16%17~21%22~26%27%以上
40~59才11%以下12~17%18~22%23~27%28%以上
60才以上13%以下14~19%20~24%25~29%30%以上

女性の体脂肪率の目安

年齢体脂肪率の基準
やせやや痩せ気味標準軽肥満肥満
6才7%以下8~15%16~24%25~28%29%以上
7才8%以下9~16%17~24%25~29%30%以上
8才9%以下10~17%18~25%26~30%31%以上
9才9%以下10~18%19~27%28~31%32%以上
10才10%以下11~19%20~28%29~32%33%以上
11才12%以下13~21%22~30%31~34%35%以上
12才13%以下14~22%23~31%32~35%36%以上
13才14%以下15~24%25~33%34~37%38%以上
14才16%以下17~25%26~34%35~38%39%以上
15才17%以下18~26%27~35%36~39%40%以上
16才18%以下19~27%28~36%37~40%41%以上
17才19%以下20~27%28~36%37~40%41%以上
18~39才20%以下21~27%28~34%35~39%40%以上
40~59才21%以下22~28%29~35%36~40%41%以上
60才以上22%以下23~29%30~36%37~41%42%以上

体脂肪率の計算がおかしいと思う場合は

体脂肪率の計算において、その結果がおかしいと感じることがあります。 特に、身長、体重、性別、年齢などから計算する推定式を用いる場合は、おかしな計算結果が出ることがあります。場合によっては、 計算結果がマイナスになることも。

今回紹介した高知大学の体脂肪率推定式やさらに簡易的な体脂肪推定式も存在しますが、あくまで統計データに合致するように作られたものなので、 成人の平均的な筋肉量でない場合は誤差は大きくなったり計算そのものが成立しなくなります。

また比較的正確に体脂肪率を測定できるとされているBIA法やDEXA法にでも、体内水分量の違いにより誤差は生じることがあります。 実際の体脂肪率というのは、身体全体をひらいて体組織を計測しない限り分かりません。 どんな測定方法においても、±5%程度の誤差が出る可能性があることを認識しておきましょう。

推定式を用いて、計算結果がおかしいと感じる場合は、そもそも正しい計算式が使えているのかを確認しましょう。
推定式による計算結果がマイナスになる場合は、年齢が低すぎる場合、もしくはBMI・ローレル指数が平均と大きくかけ離れている場合におこりえます。
なるべく誤差なく計測したいという人は、BIA法やDEXA法を採用している体重計で正確な体脂肪を計測することをおすすめします。