ケトジェニック1ヵ月で全然痩せない!女性は痩せない!?8つの理由を解説
ケトジェニックダイエットは非常に効果的なダイエット方法として人気ですが、やはりどんなダイエットにも痩せないと嘆いている方はいます。
やり方が間違っているわけではないのに、どうして痩せないのか・・・もう1ヵ月もやっているのに全然痩せない・・・などなど。
ケトジェニックダイエットの場合は、特に女性の方で痩せないと感じてる方が多いようです。
ということで、今回はケトジェニックダイエットで痩せない理由を解説していきます。
性別にかかわらずその原因は共通していますが、女性が当てはまりやすい理由がありますので、確認してみてください。
ケトジェニックで痩せない理由
ケトジェニックダイエットで痩せない場合の理由は、いくつかに絞られます。
以下8つのうちのどれかが確実に当てはまるでしょう。
- 実は糖質を制限できていない
- タンパク質を摂取しすぎ
- カロリーが多すぎる
- 飲酒量が多い
- 塩分が多すぎる
- 筋肉量がそもそも少ない
- 運動が少なすぎる
- そもそも糖質量が少ない
糖質制限できてない
まずこれをできてなければ絶対に痩せることはないというレベルの話ですが、糖質制限自体に失敗しているとケトジェニックダイエットを続けているつもりでも全く失敗してしまっているというケースがあります。
糖質制限をするということで、ざっくりお米やパンを食べないとあいまいに理解されている方は、知らず知らずのうちに糖質を摂取してしまっているかもしれません。
糖質を含むものはこれだけあります。↓
- お米
- パン
- シリアル系
- うどん
- ラーメン
- そうめん
- 春雨
- マロニー
- 根野菜
- 果物全般
- 清涼飲料水全般
- お菓子全般
- 栄養補助食品系(カロリーメイトなど)
上記のどれか一つでも、知らず知らずに食べてしまっているという人は、そもそもケトーシスになれておらず、ケトジェニックダイエットそのものに失敗してしまっています。超基本的なことですが、意外と当てはまっている人がいるので確認しておきましょう。
ちなみに食べていいものはこちらにずらっと並べてありますので、ご確認ください↓
タンパク質を摂取しすぎている
タンパク質を摂取しすぎている場合も痩せない可能性があります。これはケトジェニックダイエットは「糖質さえ制限すればよい」と考えている方が陥ってしまう罠です。
実はタンパク質を取りすぎていても、体内で糖新生を引き起こし、結果として糖質を摂取してしまっているのと変わらない状態になってしまう場合があります。
簡単に言えばタンパク質から糖質を作ってしまっているということです。
かならずタンパク質:脂質:糖質の割合は3:6:1になるようにしましょう。
肉を食べていればいいと考えている人も、フィレ肉など赤身の多い肉を食べている人は、タンパク質が多すぎる可能性があるので注意が必要です。
大豆・豆製品に注意
ケトジェニック中にお腹を満たす食材として紹介されることの多い大豆製品や豆類ですが、これらは通常の炭水化物に比べて糖質量は少ないのの、10~30%糖質が含まれている場合も多く、タンパク質を摂取していたつもりが、同時に糖質もたくさん補ってしまっていたというパターンがあります。
特に調整豆乳などは糖質が30%以上ある場合もあるので注意が必要です。
カロリーが多すぎる
ケトジェニックダイエットはある程度摂取カロリーを許容できるダイエットですが、さすがに多すぎると脂肪蓄積量が増え全然痩せない場合があります。
ケトジェニックダイエットは、カロリーに関して他のダイエットよりは肝要ですが、さすがに総消費カロリーを大きく上回るのは避けたほうが良いでしょう。
こちらのサイトで最適な摂取カロリーを確認することができます↓
飲酒量が多い
ケトジェニックダイエットをやっても痩せない理由の4つ目は飲酒です。確かに酒類でも、糖質を全く含まない、むしろ三大栄養素すべてをほとんど含まない蒸留酒系はあります。しかしアルコールは中性脂肪を蓄積させる働きがあり、脂質を大量に摂取しているケトジェニックダイエットと相性が非常に悪いです。
糖質もタンパク質も適量だ、しかし飲酒はしているという人は、脂肪燃焼が促進されず、むしろ太ってしまう場合もあるでしょう。
塩分が多すぎる
ケトジェニックで痩せない理由5つ目は、塩分の摂りすぎです。
ケトジェニックダイエットは、特にダイエット初期に糖質が枯渇することにより大量の水分が抜け、その影響で体重が激減する方が多いですが、先ほど紹介した飲酒などに加えて、塩分量が多すぎる人は身体がむくんでしまい思うように体重が落ちない場合もあります。
また脂質の摂取ばかりに気を取られて野菜をあまり摂取できてない人は、カリウム量が少なくさらにむくみやすい状態となっています。
ケトジェニックダイエットで塩分量が話題になることは少ないですが、体重が減らない、見た目が変わらないという点においては、非常に大きな影響があるので、当てはまる人は見直してみましょう。
筋肉量が少なすぎる
ケトジェニックダイエットは、肝臓や骨格筋に貯蔵されるグリコーゲンが枯渇することにより、それに紐づく水分量も低下します。そもそもの筋肉量が少なくグリコーゲン貯蔵量が限られている方は、ケトジェニックダイエットによる体重減少が見えにくい場合があります。
しかし本質的にケトーシスやカロリーコントロールがうまくいっている場合は、やがて痩せていく可能性があります。
運動量が少なすぎる
ケトジェニックダイエットは、食事を中心としたダイエット方法であり、運動については特に既定がありません。
しかし一方で、一日30分程度の有酸素運動を行うのが望ましいとしている専門家が多いのは事実です。
例えばリモートワークなどでほとんど家の外に出ない生活を送っている方は、その前提をクリアできていない場合があります。
ほとんど外に出る習慣のない方は、意識的に一日30分程度簡単なウォーキングなどを行うようにしましょう。
そもそも糖質量が少ない
これは女性に多い傾向がありますが、ケトジェニックダイエットを行う前から糖質量が非常に少ないケースがあり、この場合は糖質を少なくしたとしてもあまり痩せない場合があります。
ケトジェニックダイエットにおいてはも糖質は10%程度摂取してよいことになっており、その点からすると、一日トータルの糖質量が、ご飯一膳程度に収まっている方は、すでにケトーシスに近い状態であり、これ以上のケトジェニック効果は見込めないという場合があります。
これに当てはまる場合は、運動をプラスして行うなどしない限り、これ以上のダイエット効果は見込めないと言えます。
まとめ
ここまで紹介したケトジェニックで痩せない原因を大きく分けると3つに分類することができます。
- そもそもケトジェニックのルールを守れていない
- 運動や塩分、アルコールなどのルールを知らない
- ケトジェニックで痩せる前提条件を満たしていない
ケトジェニックダイエットは非常に効果的なダイエットですが、ここで紹介した痩せない理由が一つでも当てはまっている場合は、思うように体重が減らない可能性があります。
痩せないと感じている人はぜひチェックしてみてください。