16時間断食を毎日やった場合の効果!毎日できない人の対策も解説
16時間断食は非常にシンプルで誰でもできるダイエット方法として人気がありますが、実際、毎日16時間断食をやった場合にどの程度の効果があるのでしょうか。
今回は16時間断食を毎日きっちりやった場合の効果について詳しく解説していきます。
また合わせて毎日はちょっとできないという人向けの解説もしていきます。
今回の記事では、
- 16時間断食を毎日やった場合の効果
- 16時間断食は毎日やった方が良いのか
- 毎日やっても痩せない人はいる?
- 16時間断食を毎日できない人の対策
と言う内容です。
- 16時間断食を毎日やった方が良いのか疑問な人
- 毎日できる自信がない人
- 毎日やったらどのくらい痩せるのか知りたい人
に向けた記事となっています。
16時間断食を毎日やるとどのくらい効果がある?
まず毎日しっかりと実行した場合どのくらいの効果があるのかという点についてです。
16時間断食の実践者が多くいる中でしっかりと毎日実践した人の効果の代表的な例を見てみましょう。
毎日10日間で2.8キロの減量に成功した男性
こちらの男性は10日間の実践でマイナス2.8キロの減量に成功です。もともと筋力トレーニングなどをしっかりと身体を動かしている方です。
体重は85.7から82.9キロまで減少。もともとある程度体重がある方とは言え、10日間で2キロ以上のダイエットに成功したいのはすごい結果だと言えます。
この方は、基本的に食べたいものは食べるというスタイルですが、ジャンクフード(ポテチなど油と炭水化物が一緒になったようなもの)だけは避けるようにしていたということですね。
食事量としては、およそ基礎代謝程度の摂取カロリーをキープしていたとのことです。
あとは少々タンパク質多めを心がけていたということです。
毎日4か月で5.6キロの減量に成功した女性
こちらの方は約4か月の16時間断食の実践で、5.6キロのダイエットに成功。見た目もかなり印象が変わっているようです。もともと53キロと比較的軽体重だった方が、47キロまで体重を落としたというのは、かなりすごい成果です。
ちなみにこの方は、体脂肪率も23%から15%まで減少。
16時間断食の実践と合わせて、サラダやサラダチキンなど、低糖質・低脂質・高タンパク質の食生活を心がけていたそうです。
お菓子も食べいたようですが、量に制限を設けたとのこと。
他の人の例を見てみたい人はこちらの記事も確認してください。↓
16時間断食を毎日やるとどのくらい効果があるのかの結論
結果を見てみると、16時間断食を毎日しっかりやった人は確実に効果を出しています。体重や性別、期間に関係なく結果を出していますね。
- 体重75キロ以上:1ヶ月5~10キロの効果
- 体重75キロ以下:1ヶ月1~5キロの効果
と言った感じですね。また16時間断食の成功者の多くは、食事量や栄養バランスにしっかりと関心をもって取り組んでいることが分かります。
16時間断食を毎日やっても痩せない人はいるのか
ただ実際、16時間断食を毎日やっているのに痩せないという人はいます。
しかし、これらの人にはいくつか共通点があります。
- 8時間で暴飲暴食をしている
- 早食いである
- もともと欠食気味
- 運動を全くしてない
- 寝る直前に食べている
16時間断食を毎日やっているのに痩せない人は、かならず上記どれか、もしくは複数の項目が当てはまってしまっています。
16時間断食は、「8時間の間に食事をすればOK」というシンプルなルールのみが認知されていますが、実はそれ以外にもいくつか気にしたほうが効果が出やすくなるルールがあるんですね。
16時間断食の暗黙のルールや具体的なやり方を見たい人は、こちらの記事を参考にしてください。
16時間断食を毎日やった方が効果が出る?
16時間断食は基本的に毎日やったほうが効果がでます。もちろん16時間断食の仕組み上一日だけでも効果が出ますが、しっかりと体脂肪や体重を落とすためには毎日の実践が望ましいですね。
16時間断食をやったりやらなかったりが一番太る
最もよくないパターンは、16時間断食をやったりやらなかったりすることです。
16時間断食を中途半端にやると、血糖値のリズムが安定せず、それによりインスリンの働きも非常に不安定になってしまいます。断食期間終了後、大量に食事をしたりすると、インスリンの過剰分泌を招き、過剰に栄養を身体に吸
収する体質になってしまいます。
同じ量を食べているのに、余分に脂肪がついてしまうといことですね。
中途半端な16時間断食は、痩せないばかりか逆に太る可能性さえあります。
16時間断食を毎日できない人はどうすればいい?
16時間断食は毎日やったほうが効果が出るし、逆にやったりやらなかったりはリスクが高いことは分かったけど、実際毎日続けることができない人はどうすればいいのか。
これに当てはまる人は3つの対策をしましょう。
- 楽なダイエットでないことを認識する
- まずは毎日を短期間で
- 食べる期間も食事管理
楽なダイエットではないことを認識する
16時間断食の成功者の多くは「楽に痩せられた」という感想を持っている人がほとんどですが、それでも空腹時間が辛すぎると感じる人はいます。
もし毎日続けるのは少し難しいと感じる人は、ある程度覚悟を持って16時間断食をスタートさせた方がよいでしょう。
確かに16時間断食の成功者の多くは「楽に痩せられた」と言いますが、最初の数日は空腹感に慣れるまで時間がかかっている場合もあります。
基本的にはシンプルなルールで実行可能なダイエットですが、最初の数日間は空腹感との戦いがあるという覚悟をしておきましょう。
16時間断食を始める場合は、そのデメリットも認識しておいた方がよいでしょう。
まずは毎日を短期間で
毎日の16時間断食が難しいと感じる人でも、3日~1週間程度なら継続できる人もいると思います。3日~1週間程度では、目立った効果は期待できないかもしれませんが、まずは毎日16時間断食をすることに慣れることが大切です。
まずは体重目標を掲げるのではなく、期間目標だけを設定して、始めてみましょう。
数日~1週間程度16時間断食を実践することができれば、身体が食事のリズムに次第に適用して、空腹感が全く辛くなくなるパターンが多いので、まずは1週間という超短期間の目標を設定するのがよいかもしれません。
最初は、1週間やってみて、1週間のうち1日は、通常に食べるなど、リズムを自分なりにつけてやってみるのがいいでしょう。
先ほどの解説でやったりやらなかったりは太るという解説をしましたが、それは、衝動に負けてリズムを崩し、その果てに暴飲暴食をしてしまうパターンのことを言っています。
自分なりに定めた16時間断食のルールをしっかりと実践するならば、太るというリスクをある程度解消することができるでしょう。
食べる期間も食事管理
16時間断食においては、食事管理が必要ないと勘違いしている人がかなり多いですが、これは間違いです。
「何を食べてもいい」ダイエット方法であり、「いくら食べてもいい」ダイエット方法ではありません。
8時間の間に好きなだけ食べてしまった人は、例外なく太っています。16時間断食と言っても、食事管理を全くしなくていいというわけではないんですね。
先ほど解説した1週間の超短期間で16時間断食を実践する場合も同様です。1週間のうち1日だけは、食べてもいい日を作ったとしても、好きなだけ食べるのではなく、自分の基礎代謝程度に食事量を抑えるが重要です。また一日のうちに満遍なく食べるようにして、まとめてたくさんの食事をとることは避けましょう。
6日間だけ16時間断食を実践し、1日暴飲暴食をした場合は、太るリスクが高くなるということを認識しておきましょう。
16時間断食を毎日やった場合の効果まとめ
いかがでしたか?
16時間断食は誰もできるシンプルなダイエット方法ですが、暗黙のルールなども実は存在します。
16時間断食はできるだけ毎日継続したほうが効果がありますが、毎日の継続ができないという人は、超短期間でまずは空腹になれるところからスタートしましょう。
食べる期間と食べない期間を作った場合は、食べる期間においてもしっかりと食事管理を行うのが痩せるコツです。
16時間断食は効果がありそうだけど、毎日続ける自信がないという人は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
16時間断食で実際何を食べていいのか?というのを詳しく知りたい人はこちら↓