ダイエット中におすすめの飲み物17選!避けるべき飲み物7選!
ダイエット中っていったいどんな飲み物を飲めばいいのか。
飲み物の選び方によっては、いくら食事に気を使っていても痩せないことがあります。
ダイエットにおいて飲み物のチョイスは非常に重要なんですね。
おすすめの前にダイエット中の飲み物の定番を再確認
ダイエットにおすすめの飲み物が次々と世の中に出てきていますが、定番は昔から変わりません。
それは、
- 水(炭酸水)
- お茶(緑茶・烏龍茶・ほうじ茶・麦茶・紅茶など)
- コーヒー(無糖)
です。
この3つはすべてゼロカロリーであり、糖質も脂質も何も入っていません。ここに書いてある3つを飲んでいる限りは飲み物で太るということは絶対にないですね。わざわざ「○○成分が入っている飲み物」を選ぶ必要もないわけです。
「今すぐに」そして「安く」手に入るこの3つを飲むのが基本と認識しておきましょう。
そのことを認識したうえで、場面ごとにダイエットにおすすめの飲み物をご紹介していきます。
ダイエット中におすすめの飲み物
ダイエット中とひとくくりに言っても、場面やダイエットの種類によって最適な飲み物は変わってきます。
- ダイエット中の朝と夜におすすめの飲み物
- ダイエット中の食前・食後におすすめの飲み物
- ダイエット中におすすめの甘い飲み物
- ダイエット中の飲み会でおすすめの飲み物
- ダイエット中に飲んではいけない飲み物
- 酵素ドリンクや栄養ドリンクってどうなの?
という内容でずらっと解説していきます。
ダイエット中の朝におすすめの飲み物
ダイエット中の朝の飲み物は、
- 血糖値をあげてくれるもの
- 身体を温めてくれるもの
というポイントをおさえましょう。
通常、血糖値が上がるものはダイエットに良くないされていますが、朝にある程度血糖値をあげておかないと、昼食・夕食時に血糖値が爆上がりしてしまう原因になります。血糖値の急上昇は脂肪の蓄積につながります。
おすすめは次の4つ。
ダイエット中の朝におすすめ①お白湯
お白湯はもちろんゼロカロリーであり、シンプルに身体を温めてくれるダイエット中に定番の飲み物。
身体を温めることによって、代謝がたかまりエネルギーを消費しやすい状態を作ることができます。
ただ血糖値は上げてくれないので、朝にお白湯を飲む場合は、血糖値をあげてくれる炭水化物系/糖質系も食べるようにしましょう。
ダイエット中の朝におすすめ②ほうじ茶
ほうじ茶はお白湯と同様カロリーゼロの飲み物ですね。ほうじ茶がいいのは、身体を温めてくれるピラジンという成分が入っているので、保温効果抜群。お白湯よりもさらに高い効果を感じたいという人におすすめの飲み物です。
お白湯と同様に血糖値は上がらないので、朝飲む場合はプラスして糖を摂取できるようなものを飲んだり食べたりしましょう。
ダイエット中の朝におすすめ③ホットココア
ホットココアもダイエット中の朝には適しています。適度に砂糖が含まれており、かつ血行促進効果があるんで身体を温めやすくダイエット中の朝にうってつけの飲み物です。
ただ商品によっては、砂糖が入りすぎているものがあるので、プレーンのココアに自分で大さじ一杯程度の砂糖をプラスするのが安全かもしれません。砂糖はオリゴ糖が血糖値を上げにくくおすすめです。
ダイエット中の朝におすすめ④ウィンナーコーヒー
通常のコーヒーでも構いませんが、朝に最適な形で飲むためにはウィンナーコーヒーがベスト。ウィンナーコーヒーは生クリームがちょうどよい分量(40~50g程度)入っており、身体を温めつつ、朝に必要な血糖値の上昇を助けてくれます。
ダイエット中の夜におすすめの飲み物
続いて夜におすすめの飲み物ですね。ダイエット中の夜の飲み物は、
- 糖質が少しだけ含まれているもの
- 腹持ちのよいもの
- 腸内をキレイにして翌朝の排便を促す物
というポイントをおさえるようにしましょう。
夜に糖質を取ることはNGとされていますが、少量であれば、睡眠中の成長ホルモンの分泌を促進して脂肪燃焼に効果があると言われています。
また糖質を取ることによって、ある程度満腹感を得ることができるので、夜にどうしても小腹が減ってしまうという人には最適です。
夜にカロリーのあるものを飲む際は、夕食時に上がった血糖値がさがる食後2~3時間程度を目安に飲むとよいでしょう。
おすすめは以下3つ。
ダイエット中の夜におすすめ①飲むヨーグルト(糖質カット)
飲むヨーグルトは、乳酸菌を豊富に含んでおり排便効果も抜群です。脂質もある程度含んでいるため、腹持ちもかなり良い飲み物になります。
ただ一点注意したいのは、通常の飲むヨーグルトはかなり糖質が入っているということです。夜に飲むヨーグルトを飲む際は「糖質カット」のものを選ぶようにしましょう。
糖質カットのものでもわずかに糖質が含まれているので、成長ホルモンの分泌を促す効果は変わらず期待できます。
ダイエット中の夜におすすめ②お白湯+蜂蜜
お白湯+蜂蜜は夜に最適な飲み物の一つですね。お白湯が程よく身体を温めてくれ、それにプラスして蜂蜜の腹持ちの良さがダイエットを助けてくれます。
また蜂蜜は血糖値を上げにくい糖質であるため、血糖値をなるべく上げずに糖質を補いたい夜には最適の食材なんです。
ダイエット中の夜におすすめ③スムージー(糖質カット)
スムージーもおすすめです。食物繊維を効率よく摂取でき、腸内細菌を元気にして排便を促す効果が期待できます。また通常のジュースよりもトロっとしているので、こちらも腹持ち効果ありです。
スムージー選びにも一点注意したいのは、カロリーの高いスムージーがあるということです。飲みやすさや栄養補給を目的としたスムージーの中には、大量に砂糖が入っていることもあるので注意しましょう。
また「無添加」「そのまま絞りました」などの商品についても、果物や野菜のエキスが濃縮されすぎて、無添加でも高カロリー高糖質となっている場合があります。
スムージーを選ぶ際は、健康を押し出してる商品でもカロリーや糖質などの栄養素の確認を忘れずに。
ダイエット中の食前・食後におすすめの飲み物
ダイエット中の食前の飲み物は、
- 血糖値の上昇を緩やかにしてくれるもの
- 脂肪の分解を促進してくれるもの
- 満腹感を増幅してくれるもの
というポイントをおさえるとベストです。
糖質制限中の方もここで紹介している飲み物を参考にされるとよいと思います。
おすすめは4つ。
ダイエット中の食前食後におすすめ①飲むヨーグルト(糖質カット)
二回目の登場となりますが、飲むヨーグルトは食前に飲んでも効果があります。ヨーグルトは糖質の吸収を抑える働きもあるんですね。満腹感も高まるので、食事量を制限することにもつながります。
ダイエット中の食前食後におすすめ②炭酸飲料
炭酸飲料は単純に胃の中で膨らみ満腹感をあげてくれるので、食前におすすめです。炭酸飲料を飲む際はもちろん糖質がゼロのものを選びましょう。
ダイエット中の食前食後におすすめ③デキストリン配合の飲み物
デキストリンは糖の吸収を抑えることが科学的に証明されている物質で、今では様々な飲み物に含まれていますよね。食前・食後に飲むと効果が最大化されます。
ウィルキンソンエクストラ(ASAHI)
こちらの商品はコンビニで入手可能ですが、置いてないところも結構多いので、ネットで入手したほうがよいかもしれません。
強炭酸水プラス(セブンプレミアム)
こちらの商品はセブンイレブンで手軽に手に入ります。
ダイエット中の食前食後におすすめ④ケルセチン配糖体配合の飲み物
ケルセチン配糖体という成分を聞いたことがないという人も多いかもしれませんが、この成分は脂肪分解を促進する成分です。通常の食品では蕎麦に含まれている成分です。
っていっても手に入るの?と思うかもしれませんが、実は市販のお茶などにもケルセチン配糖体が入っているものが売られています。
特茶(SUNTORY)
実は普段よく目にする特茶には、ケルセチン配糖体が配合されています。デキストリン飲料とごっちゃになっている人も多いかと思いますが、よく見ると効果が違うんですね。こちらの商品もコンビニで入手可能。
果実酢(ミチョ)
ダイエットのアンテナの高い方はご存知かもしれませんが、お酢をおいしく飲めるということで話題の果実酢「ミチョ」です。お酢には様々なダイエット効果がありますが、飲みにくいのが唯一のデメリット。しかしミチョはフラクトオリゴ糖という難消化性の糖質で甘みを付けているため、お酢のダイエット効果をそのままに、おいしくいただけるという優れた商品なんですね。
こちらの商品はコンビニでは売ってないと思います。ネットで注文がよいでしょう。
食事中はあまり飲み物を飲まないほうがいい
食事中におすすめの飲み物を探している人もおられますが、ダイエット中はできるだけ食事中の飲み物を控えたほうが良いです。飲み物を食事中に飲むことによって咀嚼回数が減ったり、食事の時間が短くなってしまうので、結果として満腹感が来る前に必要以上に食べてしまうことにつながる場合があります。
小さなことですが、非常に効果のある心がけですので、飲み物がないと食べ物を食べられないという人でもチャレンジしてみましょう。
ダイエット中に甘いものが飲みたい時におすすめの飲み物
ダイエット中に甘いものが飲みたくなる場合は、通常売られている清涼飲料水のゼロカロリー版をおすすめします。
味もほとんど変わらないのにゼロカロリーというものがかなり増えてきていますので超おすすめです。ゼロカロリープラス、デキストリン配合の商品が多数。コンビニで手軽に入手できるものが多いですね。
ダイエット中の甘い飲み物①ゼロキロカロリーサイダートリプル(セブンプレミアム)
セブンイレブンに500mlのサイズがある場合と、1.5リットルしか置いてない場合があります。ちなみに私はこれの愛用者で、毎日飲んでいます。本当に甘くておすすめ!
ダイエット中の甘い飲み物②コカ・コーラプラス(コカ・コーラ)
こちらの商品もコンビニで入手可能です。
ダイエット中の甘い飲み物③スプライトエクストラ(コカ・コーラ)
スプライトエクストラは、コンビニで置いてないことが多いです。ネットで入手しましょう。
コンビニ全体のおすすめ商品を見たい方はこちら↓
ダイエット中の飲み会でおすすめの飲み物
こんどは少し観点を変えて、飲み会でどうしてもお酒を飲まなければならない時に、おすすめの飲み物をご紹介します。ポイントしては、
- アルコール濃度が低いものを選ぶ
- 糖質がすくないものを選ぶ
ということになります。
おすすめは2つ。
ダイエット中の飲み会のおすすめ①ハイボール
ハイボールは糖質・脂質がゼロであり、しかも炭酸で割っているので、かなりカロリーが抑えられてます。そのほかの酒類に比べて圧倒的にダイエット向きです。
ダイエット中の飲み会のおすすめ②ウーロンハイ
チューハイ系もハイボールと同様、蒸留酒を薄めたものなのでダイエット中の飲み会での飲み物として最適です。
またチューハイ系の中でも烏龍茶で割ったウーロンハイはずば抜けて糖質・脂質・カロリーが低いですね。
その他のチューハイやサワーもカロリーが低いですが、甘み、つまり糖質がかなり多い場合もあるので注意が必要です。
ダイエット中に避けるべき飲み物
ダイエットにおすすめの飲み物がある一方、飲まないほうがよい飲み物もあります。飲み物に入っている糖質は、食事に入っているものより吸収が早く、血糖値を急上昇させます。血糖値が急上昇すると、飲み食いしたものが脂肪に変わりやすいので、食事以上に気を付けなければなりません。
通常の清涼飲料水
ダイエット中ならば、はやり通常の清涼飲料水は避けたほうがよいでしょう。甘いものを飲みたいなーと思った場合は。先ほど紹介したゼロカロリー系飲料を選択します。
食事にいくら気を使っていても、清涼飲料水を飲んでいた場合、かくじつに痩せられません。というかむしろ太る場合もあります。飲み物だから何となく罪悪感がないですが、お米をたくさん食べるよりも脂肪に変わりやすいので注意が必要です。
100%野菜・果物ジュース
100%ジュースなら身体によさそう!思ってしまう人も多いですが、これも清涼飲料水とダイエットに対する影響は変わりません。糖質を調べてみれば分かると思いますが、糖質量が実はかなり多いんですね。100%ジュースだからと言って飲み過ぎると確実に太るので注意しましょう。
スポーツドリンク
スポーツドリンクは健康的なイメージがありますが、これにも糖質がどっさり!そもそも激しい運動で、塩分や糖質が抜けてしまった人に栄養分を素早く補うための飲み物なので、ダイエットしたい人のためにはかなり悪影響があります。
もちろんダイエットのために激しい運動をしている人は水分補給のために飲んでも全く問題ありませんが、体重が減ることに対しては、ほぼ逆効果と言わざるを得ない飲み物です。
微糖・加糖のコーヒー
ブラックのコーヒーはカロリーゼロですが、市販されている微糖・加糖系のコーヒーはダイエットの大敵です。微糖と言ってもかなりの糖質が含まれており、非常に太りやすいです。加糖ならなおさらです。コーヒーに含まれるカフェインには脂肪燃焼効果があると言われていますが、糖質の影響に比べれば微々たるものです。ダイエット中に微糖・加糖のコーヒーは避けましょう。
アルコール類
アルコール類もダイエットに悪影響を及ぼします。アルコールが代謝されている間、脂肪の消費はストップし、食べたものが脂肪に変わりやすくなります。
アルコールに関しては、どうしても飲まないといけない場合があったり、お酒好きの人が完全に断ってしまうことがむずかしい場合もあるでしょう。
どうしてもアルコール類を飲まないといけない場合は、食事とできるだけ切り離して、先ほど紹介したような糖質・脂質・カロリーが低い種類のものを選ぶようにしましょう。
酵素ドリンクはダイエットにいい飲み物?
ダイエットにおすすめな飲み物と言えば、最近流行りの酵素ドリンクを思い浮かべる人もいると思います。
しかし、これは結論から言うと、ダイエット効果があるのかかなり疑わしい点が多い飲み物なんですね。
確かに脂肪を燃焼するために、酵素が必要とされていますが、飲んだものがそのまま酵素として働くかは科学的な証明がされておらず、酵素を飲んだからと言って体重が減っていくということは確信のない話です。
行政に注意されているような会社もありますので、あえてダイエットのために飲む必要はないと認識しておきましょう。
栄養ドリンク系はダイエットにいい飲み物?
栄養ドリンクはまったくダイエットに向いていません。どの栄養ドリンクも飲みやすさを重視して、糖質がかなりの量入っています。(1本あたり20g近く砂糖が入っています。)
そもそもエネルギーが足りてない人のための飲み物ですので、ダイエットしたい、エネルギーを消費したい人にとってはスポーツドリンクと同様に逆効果の飲み物なんです。
ダイエット中のおすすめの飲み物・避けたい飲み物まとめ
いかがだったでしょうか。
冒頭も言った通り、ダイエット中は水・お茶・コーヒーが基本となります。
しかし場面ごとに細分化して考えると、よりフィットした飲み物が存在します。
ダイエット中の飲み物ってどうすればいいの?と迷っている方はぜひ参考にしてみてください。