【飲むヨーグルトダイエット】夜寝る前飲むにもコツがある
ヨーグルトは糖質の吸収を抑えたり、乳酸菌が好影響だとしてダイエットする際の有効な食品として人気があります。
ただ毎日ヨーグルトを食べるがめんどくさかったり、ちょっとでも時間を短縮したいという人は、飲むヨーグルトで同じ効果を得られないだろうかと考えている人も多いですね。
というわけで今回は、飲むヨーグルトダイエットについて詳しく解説していきます。
今回の記事は、
- 飲むヨーグルトはダイエットに本当に有効化
- ヨーグルトと飲むヨーグルトの比較・違い
- 飲むヨーグルトを飲むタイミングは本当に夜がベスト?
- ダイエット中の飲むヨーグルトのおすすめ
という内容で記載していきます。
飲むヨーグルトはダイエットに本当に有効?
ヨーグルトはダイエットに非常に有効な食品の一つですが、飲むヨーグルトでも同じ効果を得られるのかが問題ですよね。
ヨーグルト自体のダイエット効果をあまり詳しく知らない人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
超詳しく解説しています。
ヨーグルトと飲むヨーグルトを違い
まずはヨーグルトと飲むヨーグルトの違いを比較してみましょう。同じ明治ブルガリアのヨーグルトで比較します。
※左がヨーグルト、右が飲むヨーグルト
※ヨーグルトは100gあたり
※飲むヨーグルトは100mlあたり
- カロリー:ヨ62kcal:飲68kcal
- タンパク質:ヨ3.4g:飲3.1g
- 脂質:ヨ3.0g:飲0.6g
- 炭水化物:ヨ5.3g:飲12.5g
カロリー自体はそれほど変わりませんが、内容はかなり違いますね。タンパク質はそれほど変わりませんが、脂質と炭水化物の比率に大きな違いがあります。
ダイエットのセオリーからすると、通常のヨーグルトの方が脂質が多いですが、炭水化物量が少ないので、腹持ちがよく血糖値を上げにくいという特徴があります。
飲むヨーグルトはプレーンであっても、割と多くの炭水化物を含有しています。
結論を言うと、飲むヨーグルトは通常のヨーグルトよりもダイエットに適さないということが言えます。
飲むヨーグルトを寝る前に飲むとダイエットにいいのは本当?
ヨーグルトと比較してしまうとダイエット効果は高くありませんが、しっかりとタイミングを考えて飲むことによって、ダイエットに有効な食品となります。
ダイエットにおける栄養バランスこそヨーグルトには劣ってしまいますが、乳酸菌は変わらず入っているので、整腸効果があり、ダイエットによいとされるGLP-1やPYYといったダイエットに有効な成分やホルモンの分泌を手助けしてくれます。
世間一般的に言われているのは、夜寝る前に飲むヨーグルトを飲むとダイエットに効果的だ!ということですが、これは説明不足です。
寝る前に飲むのはいいけど量と時間を間違えてはいけない
たしかにヨーグルトの整腸効果を最大化するためには、夜のうちにヨーグルトを飲んでおくことは有効なタイミングと言えます。翌朝の排便を促す効果があるからです。
しかし寝る直前は止めましょう。遅くても寝る1時間前、理想的には就寝の2時間前までに飲み終えておきましょう。
上で確認したように、飲むヨーグルトは決して糖質の低くい食品ではありません。寝る直前に飲んでしまえば、糖が運動で消費されることなく脂肪に変わりやすいと言えます。
ですから整腸効果を得つつ、糖質の影響を最大限カットするためには、寝る2時間前というのが必須の条件となってきます。
飲みやすいからと言って際限なく飲むと太る
飲むヨーグルトをダイエットに活用する上で最も警戒すべきは飲む量です。一般的なジュースと比べて糖質の含有量は低く、とろみがあるため腹持ちが良く、ダイエットは有効に働きますが、その飲みやすさ・おいしさゆえについつい飲み過ぎてしまうことがあります。
寝る前にヨーグルトを飲む人は、必ずコップ一杯(200ml)までとしましょう。
これ以上飲むとあなたの体重は一向に減らないと考えておいたほうがよいです。量はしっかり守りましょう。
ダイエットにおすすめの飲むヨーグルト
ここからはダイエットに飲むヨーグルトを活用したいという人の為に、おすすめの飲むヨーグルトをご紹介します。
ダイエットに有効な商品をしっかりと選ぶことによって、同じ飲むヨーグルトでも結果はかなり変わってきます。
明治ブルガリアヨーグルト乳素材だけ無添加(明治)
こちらの商品は明治ののむヨーグルトシリーズで最もカロリーが低く糖質も抑えめの商品です。乳素材だけの無添加で非常に健康的な商品。飲みやすさという点では少し劣りますが、しっかりとダイエットに適したものを選びたい人におすすめです。
- カロリー:55kcal
- タンパク質:3.3g
- 脂質:2.2g
- 炭水化物:5.4g
明治ブルガリアのむヨーグルトカルシウム(明治)
こちらの商品はカルシウムの摂取をサポートする商品ですが、全体的に低カロリー・低糖質となっており通常の飲むヨーグルトよりもダイエットに有効です。
- カロリー:45kcal
- タンパク質:3.0g
- 脂質:0.6g
- 炭水化物:6.8g
明治ブルガリアのむブルーベリーミックス(明治)
こちらの商品も低カロリー・低糖質をうたった商品ではありませんが、全体的に低カロリー・低糖質です。紫色の飲むヨーグルトのパッケージは皆さん見たことがあるのではないでしょうか。
こちらの商品は温めてデザート的に飲む人も多い商品です。
- カロリー:44kcal
- タンパク質:2.9g
- 脂質:0.6g
- 炭水化物:6.7g
十勝のむヨーグルト糖質OFF(日清)
十勝のむヨーグルトは、脂質と糖質の両方を抑えた商品ですね。糖質だけでなく脂質の摂取もなるべく控えたいという人におすすめです。全体的なカロリーも低いですね。
- カロリー:54kcal
- タンパク質:5.2g
- 脂質:0g
- 炭水化物:7.9g
プルーンFe1日分の鉄分飲むヨーグルト糖質・カロリーオフ(雪印)
こちらの商品は鉄分の摂取を意識した商品ですが、のむヨーグルトの商品の中では珍しい「糖類」をゼロにした商品です。糖類とは、分解・吸収の早い単糖類・少糖類を指します。糖質は含まれていますが、多糖類と呼ばれる比較的血糖値を上げにくい糖のみが含まれています。
カロリーは他の飲むヨーグルトに比べて少し高めですが、ダイエットに非常に有効なヨーグルトの一つと言えるでしょう。
- カロリー:89kcal
- タンパク質:5.7g
- 脂質:1.7g
- 炭水化物:12.7g(糖類0g)
飲むヨーグルトダイエットまとめ
いかがだったでしょうか。
冒頭でも解説した通り、飲むヨーグルトはヨーグルトに比べてダイエット効果としては少し劣りますが、手っ取り早くヨーグルトを食べたいという人におすすめです。
摂取量と飲むタイミングにさえ気を付ければ、ヨーグルトと同様のダイエット効果は期待できます。
繰り返しになりますが、飲み過ぎは厳禁です。
またダイエット中に飲むヨーグルトを飲もうと決めた人は、今回紹介した低カロリー・低糖質の商品を選んでみてください。