ダイエットしても体重が減らない!初期から1ヶ月以上体重減らない原因と対処法
ダイエットを始めたけど体重が減らない!という悩みを抱えている方はとっても多いです。
というかダイエットに挑戦している人の全員と言っていいほど、抱える悩みですよね。
今回の記事では、ダイエットで体重が減らないという悩みを抱えるすべての方に、期間ごとに考えられる原因と対処法を解説します。
この記事では、
- 体重が減らない原因の基本的な知識
- ダイエット期間ごとの体重が減らない原因と対処
- 体重測定だけにこだわらないことがダイエット成功させる近道
という内容で解説していきます。
体重が減らない!落ちない!と悩んでいる方が、その原因を認識して、対応できる内容となっていますので、お悩みの方はぜひご一読ください。
ダイエットで体重が減らない時期は必ずある
ダイエットするということは、同時に体重が減らない悩みを必ず抱えると言っても過言ではありません。
しかし、継続してダイエットすれば、必ず光は見えてきます。体重は必ず減ります。
ただし、やり方によって、それでは体重で減らないよ!というダイエットをしている人もいます。
まずは、体重が減らない時に確認する基本事項を見ていきましょう。
ダイエットしても体重が減らないときに確認すること
まずは基本から抑えていきましょう。思い付きで色々試行錯誤するのも良いですが、自分のダイエットをしっかり見直す意味でも基本を確認することは大切です。
確認事項は、
- 摂取カロリー>消費カロリーとなっていないか
- 食事量は減っているか
- 運動しているだけでは痩せない
体重が減らない時の確認①摂取カロリー>消費カロリーでは痩せない
これは基本中の基本ですが、ダイエットを始めたけど、実は摂取カロリー>消費カロリーとなってしまっている人がいます。これでは絶対に痩せません。言い切れます。絶対に痩せない。
特に若いころダイエットにチャレンジした人にありがちな傾向ですが、年齢を重ねるごとに基礎代謝や普段の運動量は低下しています。
その状況で、若いころと同じような運動を加えたとしても、痩せないですね。
まずは自分の基礎代謝や普段の運動量を知りましょう。
そして自分がどれだけ食べているのかを把握しましょう。
ダイエットの基本中の基本ですので、今一度確認してみましょう。
体重が減らない時の確認②食事量は減っているか
これも基本中の基本ですが、夕食抜きダイエットなど、食事の回数を減らすダイエットをしている人にありがちです。食事を一回抜けば摂取カロリーが減りそうなものですが、他の二食で、三食分の摂取カロリー以上に食べてしまっているパターンです。
一回食事を抜いているから摂取カロリーが減っているだろうという過信が、実は食事量が増えてしまっているというダイエット中には考えられない事態を引き起こす場合があります。
空腹感や食べた感じで判断するのではなく、しっかりとカロリーを認識しましょう。
体重が減らない時の確認③運動しているだけでは痩せない
これはダイエットのためにジムに通っている人にありがちですが、ジムに通い始めたのに痩せないと悩んでいる人に多いパターンです。
ジムに通うのが週3以下の人は特に要注意です。
ジムにいる時間は長いですが、実際に痩せるほど運動をしているでしょうか。
トレッドミルマシン(ランニングマシン)で30分程度走っても消費カロリーは200~300kcalなはずです。
ご飯一膳で回収できてしまうほどの消費カロリーなんですね。
もちろんこれでも積み重ねればダイエット効果はありますが、週3以下ではあまりダイエット効果がありません。
痩せられるほどの運動になっていないというパターンです。
ジムに通わず自己流でやっている人も同様です。週3以下程度の運動では痩せないことが多いです。ダイエットの基本ですが、運動で痩せようとするなら最低でも週4回は運動する習慣がないと痩せていきません。
これら3つの基本ができているかを確認してみてください。この3つはできてると思った人は次に期間ごとの痩せない理由と対策を解説していきます。
ダイエットしても体重が減らない理由と対策【初期~中期】
基本をおさえたところで、まずはダイエット初期~中期で痩せない理由と対策です。初期から中期というのはダイエット開始から数週間のことを指します。
ダイエット初期から中期をさらに分解して、解説します。
ダイエット3日目の体重が減らない理由と対処
まずはダイエットを始めて3日目に痩せない!と感じている人に、その原因と対処法の解説です。
ダイエット3日目というのは、普通最も体重が減りやすい時期です。それにもかかわらず全然痩せてないのは次のパターンが考えらえれます。
どちらかのパターンが当てはまります。
- ダイエット初日に計測した体重は最も痩せている時間帯だった
- ダイエットの基本が抑えられていない
初日に体重を計測したのが最も痩せている時間帯
ダイエットを始めた当初は、時間帯の違いによる体重変化も大きく見えます。人間の身体は一日の中で1~2キロも体重が増減しています。
時間帯的に最も痩せているのは、朝の排便後の時間帯であり、夜にかけて体重が増えていきます。
仮にダイエットしようと決めて朝に体重測定をし、3日目の夜に体重測定をした場合、体重が減っていない可能性は非常に高いです。むしろ増えていることさえあると思います。
これに対処するのは簡単で、体重を計測する時間帯を一定にすることです。
計測する時間帯はいつでも構いませんが、朝起きてすぐなのか、夕食後に測るのか、食事と排せつのどのタイミングで体重を計測するのかを一定にすることが大切です。
もしこれをやってないと、一日の排便や食事のリズムによって変化している体重に対して一喜一憂してしまい正確な体重測定となっていません。
体重計測のリズム(時間帯)を一定にすることは、ダイエットの基本ですので、必ず意識しましょう。
計測のリズムが一定なのに体重が減らない!という人は、ダイエットの基本を見直しましょう。そして3日ぐらいでは体重の変化は微々たるものだということを認識しておきましょう。
世の中には3日でマイナス3キロ!などと言っている人がいますが、これは断食に近いことをやった場合や、測定のリズムをずらして体重を計測している場合です。
ですから焦る必要はありません。じわじわと体重を落とすのが最も確実でリバウンドしにくいのです。
ダイエット1週間~2週間の体重が減らない理由と対処
ダイエット1週間~2週間で体重が減らなくなるという人は多いですね。これも非常にシンプルな理由です。
- 身体の無駄なものが全て落ちた
- 食事や運動のゆるみ
それぞれ解説していきます。
身体の無駄なものが全て落ち切った
まず初めに考えられる理由は、1~2週間のダイエットで体についていた無駄なものが全て落ちたということが考えられます。
これは特に1週間~2週間で大きく体重が減少した人に見られる症状です。
通常、脂肪が1週間~2週間で激減することはあり得ません。
脂肪1kg減らすのに、7000kcalの消費を要します。つまり1週間~2週間で体重がスムーズに落ちた人は、脂肪以外の水分や便が落ちた可能性が高いです。
無駄な水分や老廃物が出たうえで、いよいよダイエット本番ということになります。つまり脂肪をそぎ落としていく作業に入ります。
ダイエットの大変さはここからなんだと理解して、淡々とダイエットメニューをこなしていくとよいでしょう。
食事や運動のゆるみで体重が減らない
私自身もダイエット経験者ですのでよくわかりますが、ダイエットを始めて1~2週間程度経過すると、徐々に決めていたメニューに飽きて、少し緩めたり、少し食べてみたりしたくなります。
しかし自分が思っているよりも、その影響は大きいです。
ダイエット開始当初からなんとなくメニューが変わってしまっていませんか?
ぜひ確認してみてください。
1週間~2週間ずっと体重が落ちないんだが・・・
また期間として1~2週間の間ずっと体重が落ちないという人もいると思います。これはダイエットのどの段階にいるかにもよりますが、ダイエットしていて、これまで一度も停滞期を経験してないという人は、停滞期を疑ってみましょう。
どんなに低速で体重を落としたとしたとしても、停滞期は大なり小なり必ずきます。停滞期がないという人はほとんどいません。
これまでしっかり体重が落ちてたのに、急にストップして体重が1~2週間減らなくなったという人は、こちらの記事を参考にしてください。
ダイエット初期から中期にかけて体重が減らない場合のおさらい
ここまでの内容をおさらいすると、
- まずは摂取カロリー>消費カロリーになってないか確認
- 運動と食事が本当に痩せられるものになっている確認
- 体重の計測時間を一定にする
- ダイエット開始から1~2週間ぐらいまでは脂肪以外のものが落ちるので体重が落ちやすい
- ダイエットの本当の勝負は水分や老廃物が抜けてから
- 1~2週間の間体重が変化しない場合は停滞期を疑う
ダイエット初期~中期で体重が減らないという人は上記事項を確認しましょう。
ダイエットしているのに1~2ヶ月体重が減らない理由と対策
次にダイエットしているのに1ヶ月から2ヶ月体重が減らないという人向けの解説です。
これは答えが単純明快で、ダイエットがダイエットになっていないからです。
話が最初に戻るようですが、摂取カロリー>消費カロリーとなっていない可能性が非常に高いですね。
単純な答えですが、実は多くの人がこの問題にぶち当たっています。
体重が減ってくると代謝が下がることが原因
ダイエットをすると筋肉が落ちて代謝が下がるので、痩せにくくなってくるという人がいますが、これは少し違います。ダイエットによって代謝が落ちるのは、体重が減少しているからです。
仮にダイエットによって筋肉が減少していても、基礎代謝の低下は微々たるものです。
基礎代謝に対して最も影響するのは、筋肉でも脂肪でもなく体重そのものです。
例えば日常生活の消費カロリーは体重が3キロ減るだけでこんなにも変わります。
※30代女性身長155cmの人の一日の消費カロリー
- 体重65キロ⇒1950kcal
- 体重62キロ⇒1860kcal
意識的な運動をせず日常生活をしているだけで100kcal近くの差が出ます。
ましてやダイエットをしようとしている活動量の高い人なら、体重が3キロ減っただけでも一日全体の消費カロリーが同じ運動をしていても300キロカロリー以上違うことはざらです。
つまり65キロからダイエットを始めた人が、3キロ減量し、さらにそこから体重を落とそうと思った場合、さらに食事を減らすか、運動時間を増やすかしない限り痩せないわけです。
ダイエットが進むにつれて、徐々に食事量と運動量を変えていかなければ、決して継続的に体重は落ちません。
ダイエットしている間に摂取カロリーと消費カロリーが次第に均衡してくるため、長期間にわたって体重が減らないという現象が起きます。
体重が順調に落ちていても1週間単位ぐらいで、消費カロリーと摂取カロリーのバランスを見直すことが大切です。
ダイエットは体重だけ気にするとつらくなる
ここまで体重が減らない原因と対処法を期間ごとに解説してきました。しかし、体重が減らない原因がいくら分かっていても、体重が落ちない期間というのは必ず存在します。そして分かっていても体重が減らないことはとても苦しいことですよね。
体重というのは、身体全体の総合的な重さで、水分・筋肉・脂肪・骨主にはこの4つで構成されていますが、ダイエットに挑んでいる人なら、毎日この組成は必ず変化しています。
体重だけでなく、この身体の組成、特に脂肪と筋肉の割合に着目することで、体重が減らないことに対するストレスを軽減することができます。
体重は落ちていなくても、筋肉量が上がっていたり、脂肪が減っていたりするわけですから、そこに着目するのが健全です。
体重計は一喜一憂のもと
その意味で体重計というのは、ダイエットを一喜一憂させ挫折感を味わってしまう原因となることが多いです。
根本的には体重というのは、ひとつの指標であって、健康的な身体と美しい見た目を手に入れることができれていれば、体重というのは重要な要素ではありません。
その意味で、体重計は捨ててもいいぐらいと思っています。
それでも毎日の変化を計測していくことは重要なので、どうせ体重を測るなら、身体の組成が正確に分かるもので計測していきたいものです。
中途半端な体重計でダイエットするよりも、身体のことが細かくわかる体重計を使った方が、ダイエットにも心にも体にも健全です。
少し商品紹介になってしまいますが、最もおすすめするのは、BroadLineという会社の体重計です。
体重と他の項目なんと14項目の測定が可能で、もちろんアプリ連携も可能です。
- 体重
- 体型
- BMI
- 筋肉量
- 基礎代謝
- 体脂肪率
- 徐脂肪体重
- 水分量
- たんぱく質
- 骨格筋
- 骨量
- 内臓脂肪
- 皮下脂肪
- 身体年齢
アプリ連携できる体重計は他にもありますが、測定項目数はぴか一です。体重の変化だけでなく、自分の身体組成の細かい変化まで記録できるので、ダイエットを楽しくしてくれます。普通の体重計よりは高いですが、高性能でこの価格は非常に手ごろです。
ダイエットが終わっても日常の健康管理にも十分に役立つ商品ですね。
ダイエットは目標の体重や正しい減量の推移を知ることが大切
リバウンドを防いだり長期間の停滞期を防いだりするためには、正しい目標設定が重要となってきます。
目標設定する体重が多すぎたり、少なすぎたりすると食生活も乱れてきますし、モチベーションが維持できにくくなります。
健康的なダイエットをするためには、非常に重要なことです。現在ダイエットに取り組まれている方でも、自分の目標設定が本当に正しいものなのかをぜひ確認してみてください。80キロ~100キロ程度のヘビー級の人にも対応しています。
ダイエットで体重が減らない時の原因と対処まとめ
いかがだったでしょうか。
ダイエットで体重が減らない原因は、千差万別ですが、大きくは今回ご紹介したどれかの原因が必ず当てはまり、対処法があります。
またダイエットにおいては、体重だけにこだわらず、身体の組成の変化にも注目していくことで、毎日変化を感じることができ、楽しく痩せていくことが可能です。