【さけるチーズでダイエット】1ヶ月2~3キロ痩せるやり方を解説
ダイエットにさけるチーズってどうなんだろう?と検索してみたあなたに、今回さけるチーズダイエットの方法を徹底的に解説します。
このキーワードで調べたあなたは、チーズが好きな人ではありませんか?
チーズと聞くと、脂肪の塊!みたいなイメージありますが、食べ方によっては、しっかりとダイエットに役立てることが可能ですよ!
具体的な食べ方、種類、食べるタイミング、他の食事との組み合わせ、実際のダイエット効果なども網羅的に解説していきます。
主な参考:
1.日本人の食事摂取基準(2020年版)
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
2.雪印北海道100さけるチーズ
https://www.meg-snow.com/products/detail.php?p=sakerucheese
3.グリコ「脂質」
https://jp.glico.com/navi/dic/dic_03.html
さけるチーズダイエットは痩せる?
まずいきなり本題からですが、さけるチーズで痩せることは可能かという問題ですね。
結論から言うと、さけるチーズで痩せることは可能です。
しかし、さけるチーズ単体では、栄養素の偏りもあり、そもそも量が少ないという問題があるので、しっかりと食べ方を考慮する必要があります。
無理して、一日一本だけ!なんてことをすると確実に痩せていきますが、栄養が非常に偏り、必ずリバウンドするダイエットとなってしまうので、やめておきましょう。
さけるチーズのカロリーと栄養
正しいダイエットをするために、まずさけるチーズのカロリーと栄養を見ていきましょう。
ほぼ脂肪なのかなと思いきや、意外にもタンパク質が結構含まれていることが分かります。炭水化物については、「ほぼ入ってない」と言える量ですね。
※1本50gあたり
※プレーン味
- カロリー:80kcal
- たんぱく質:6.8g
- 脂質:5.7g
- 炭水化物:0.2~0.7g
- 食塩相当量:0.49g
- カルシウム:143mg
https://www.meg-snow.com/products/detail.php?p=sakerucheese
仮にさけるチーズ主体として、主食系(ごはんやパン)の量を減らした場合は、低糖質ダイエットになります。
ご飯とさけるチーズを比較してみる
もう少し分かりやすくするために、ご飯とさけるチーズを比較してみましょう。
※ご飯150g(ご飯一膳)とさけるチーズ150g(さけるチーズ3本を比較)
カロリーの比較
- ご飯のカロリー:250kcal
- さけるチーズのカロリー:240kcal
たんぱく質の比較
- ご飯のタンパク質:4g
- さけるチーズのタンパク質:20.4g
脂質の比較
- ごはんの脂質:0.48g
- さけるチーズの脂質:17.1g
炭水化物の比較
- ごはんの炭水化物:59.36g
- さけるチーズの炭水化物:2.1g
ご飯一膳と同じ分量のさけるチーズを毎回食べた場合、さけるチーズの方が圧倒的に糖質が少ないですが、さすがに脂質の量が35倍以上になってしまいます。
さけるチーズ一日に食べてよい量の目安
脂質がご飯を食べている時の35倍になってしまうのは、問題です。絶対にご飯と同じ量のさけるチーズを食べよう!などと思わないでください。
日本人が一日に摂取してよい脂質の量は55g程度と言われていて、さけるチーズとご飯を同じ分量で置き換えても、それを下回っていますが、実際には、他の食べ物からも脂質を摂取することを考えると、一日3本程度が限界値だと思われます。
多くても毎食1本程度と覚えておきましょう。
さけるチーズは低GI食品
さけるチーズは本当に痩せるの?ということを知るためにもう一つ大事な観点はGI値です。GI値とは、血糖値の上がりやすさを示す数値です。
チーズGI値は、30程度と言われています。
50程度で低GI食品と言われるので、これは非常に低い数値です。血糖値があがりにくく、摂取した糖質や脂質が身体につきにくいという性質が分かります。
脂質こそ多いものの、それ以外はダイエットに適した食品であることが分かります。
さけるチーズダイエットのやり方
ここまでの解説でさけるチーズの4つの特徴が分かりました。
- さけるチーズのカロリーはそこまで高くない
- さけるチーズの糖質は非常に少ない
- さけるチーズの脂質はやっぱり多い
- しかし低GIなので脂肪が身体につきにくい
これらの特徴を生かして、さけるチーズダイエットのやり方を解説していきます。やり方はシンプルに4つのルールで行います。
- おやつとしてさけるチーズを食べて食事量を抑える
- 主食はある程度食べるが通常の3分の1程度に抑える
- ビタミンCや食物繊維は意識して摂取する
- さけるチーズ以外の脂質を極力排除する
さけるチーズはダイエット中のおやつにいい
さけるチーズは低GI食品であり、単体のカロリーが低いため、ダイエット期間中のおやつに向いています。
少し小腹が空いた時に、さけるチーズを食べることによって、ある程度お腹を満たすことが可能ですね。
さけるチーズはゆっくりと食べられることも、ダイエット中のおやつに向いている理由です。
少しずつさいて食べることによって、おやつを食べる時間が長くなり、少量でも「たくさんおやつを食べた」と認識することができます。
空腹時30分程度かけて食べるというのが基本的にやり方になります。
おやつとして食べる場合は他のおやつを食べない
おやつとしてさけるチーズを食べる場合は、他のおやつを一緒に食べないことが鉄則です。
単体では脂肪こそ多いものの、低糖質であるがゆえにお腹につきにくいチーズですが、他のおやつで血糖値をあげてしまうと話が変わってきます。
糖質が含まれる他のおやつによって、血糖値が上昇し、そのタイミングで、さけるチーズに含まれる脂質が、がっつりと身体についてしまいます。
おやつとして食べる場合は、さけるチーズをゆっくりさきながら、単体で食べるようにしましょう。
さけるチーズでダイエットする場合は炭水化物もある程度摂取する
さけるチーズは非常に低糖質の食品です。さすがに主食と置き換えることはできません。
さけるチーズをご飯などの主食と置き換えると、確実に体重を減らしていくことが可能ですが、リバウンドは避けられないでしょう。
ダイエット期間中でも、主食を0にするのではなく、これまで食べていた量の3分の1程度は摂取するようにしましょう。これはダイエット後のリバウンドを避けるために必要なことです。
さけるチーズだけでは食物繊維とビタミンCが欠乏する
さけるチーズにもビタミンやミネラルが含まれていますが、特に食物繊維とビタミンCは、摂取することができません。
ですから、「さけるチーズだけを食べてダイエットする!」ということをやってしまうと、非常に便が溜まりやすくなったり、お肌がボロボロになってしまいます。
内蔵の代謝が落ち、痩せにくくなってしまう原因となります。
さけるチーズダイエット中はブロッコリーがおすすめ
ビタミンCや食物繊維が不足気味になるデメリットを解消するためには、しっかりと野菜をとることが大切です。
特にお勧めなのが、ブロッコリー。
ブロッコリーは食物繊維とビタミンCが豊富に含まれています。またブロッコリーには脂肪燃焼を促進するスルフォラファンという成分も含まれているため、さけるチーズのデメリットを解消してくれます。
さけるチーズでダイエットを考えている場合は、ブロッコリーとセットにして考えておくと、健康上の問題もクリアすることが可能です。
さけるチーズ以外の脂質は可能な限り排除する
さけるチーズの唯一のデメリットは脂質が多いことです。
毎食1本、一日3本食べる場合に、これまで同様に他の食品でも脂質を取ってしまうと、脂質が摂取基準量をオーバーしてしまう可能性があります。
料理に使う油を少なくしたり、油の多いお肉を避ける意識が必要です。
豚肉よりも、牛肉。牛肉よりも鶏肉にするなど意識します。
さけるチーズのダイエット効果
ここまで解説してき内容で実際にダイエットするとどのくらい効果が出るのかということが気になると思います。
今一度さけるチーズダイエットのやり方をおさらいしましょう。
- 一日に食べるさけるチーズは3~4本
- 空腹時に30分程度かけて食べる
- 主食系の量を3分の1程度に抑える
- ビタミンC・食物繊維の欠乏を防ぐため、ブロッコリーなどの野菜を意識して摂取
- さけるチーズ以外の食事量に神経質になる必要はないが、油の量を意識して減らす。
このルールをきっちり守ってダイエットした場合、1ヶ月程度で2キロ程度、体重の重い人では3キロ程度の減量を期待することができるでしょう。
ビタミンCや食物繊維のルールもしっかり守れば、お肌の調子も良くなり、腸もきれいになり、体調も良くなるはずです。
さけるチーズダイエットに向いている種類はある?
最近ではさけるチーズのラインナップも結構すごいです。
結論から言うと、そこまで商品差はありませんが、しいて言うなら、おすすめの商品はあります。
ダイエットに向いているのは、さけるチーズとうがらし味です。
近くのコンビニになければ、他の種類でも全く問題ありませんが、しいて言うなら、さけるチーズ唐辛子味に含まれるカプサイシンの脂肪燃焼促進効果を得ることができます。
どうせ食べるならダイエットに効果がある方を選びたい!という人にはおすすめです。
さけるチーズダイエットまとめ
いかがだったでしょうか。さけるチーズ単体でダイエットすることは、ほぼ無謀とも言えるものですが、他の食材と組み合わせたりすれば、ほどよく糖質を抑えて、健康的にダイエットすることが可能です。
特にチーズが大好きという人は、一度トライしてみてはいかがでしょうか。