期間×減量体重のダイエット方法

大根ダイエットのやり方を徹底解説!おすすめレシピもご紹介

手軽にできるダイエットはないものか、大根なんてダイエットに良いかもしれない!大根ってどうなんだろう?と考えてこの記事にたどり着かれた人に、今回は大根でダイエットする方法を徹底的に解説します。


中途半端な情報は一切ありませんので、この記事を読めば、今日から大根ダイエットが可能です。


この記事では、

  • 大根ダイエットとは
  • 大根がダイエットに効果的な理由
  • 大根ダイエットの具体的なやり方
  • 大根ダイエットのおすすめレシピ

を網羅的に解説していきます。


大根ダイエットとは

大根ダイエットってそもそもなんでしょうか。

一般的には、大根の入っているメニューをチョイスしながら、満遍なく大根を食べるが定番ですね。


大根自体は非常にカロリーの低い食材ですが、大根だけを食べて生活することは非常に難しいので、他の食材とうまく組み合わせてダイエットするのが普通です。


ただ大根をただ摂取するだけでは、痩せられません。


しっかりと大根の成分を理解して、それにあった調理法で食べなければ、ダイエット効果が半減します。


今回は正しい大根ダイエットを行うための正しい知識を身につけましょう。


大根ダイエットのカロリーと栄養

※100gあたり

  • カロリー:18kcal
  • たんぱく質:0.4g
  • 脂質:0.1g
  • 炭水化物:4.1g糖質2.8g食物繊維1.3g


カロリーや三大栄養を見ると他の野菜とあまり変わらない感じですね。根野菜としてはカロリーが非常に少ないという特徴があります。


大根ダイエット糖質は気にしなくていい

大根って根野菜だから糖質が多いんじゃ?と思っている人もいますが、大根に限って言えば、ニンジンやジャガイモなどとちがって非常に糖質が少ないのが特徴です。


葉野菜とあまり変わらない程度の糖質量しかありませんので、大根を食べすぎて太るということは、心配しなくてもよいでしょう。


大根には意外とビタミンCが多い

これはあまり知られていない事実ですが、大根はビタミンCを多く含んでいる野菜ですね。ブロッコリーやパプリカには及びませんが、大根でもしっかりビタミンCが摂取できるんです。


ビタミンCは、コラーゲンを生成するうえで欠かせない成分なので、大根を食べれば美肌効果も期待できるということですね。


大根のダイエット効果は2つの成分による

※参考

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/50/1/50_23/_pdf

https://bibgraph.hpcr.jp/abst/pubmed/31592053


全体的に低カロリーで糖質も低い大根ですが、それだけだと他の野菜と大差はありません。実は大根には独自のダイエット成分が含まれているんです。それが

  • イソチオシアネート
  • スルフォラファン

という2つの成分ですね。


厳密には大根だけに含まれているものではないですが、大根の特徴的な成分であることには間違いないです。


イソチオシアネートは、大根のあの辛みの元となっている成分ですね。


イソチオシアネートは褐色脂肪細胞を活性化する

イソチオシアネートがなぜダイエット効果があるのかというのは、褐色脂肪細胞を活性化するからなんです。人間の身体には白色と褐色の二種類の細胞があります。白色脂肪細胞は、脂肪をため込む働き、褐色脂肪細胞は、脂肪をエネルギーに変える役割があります。


この褐色脂肪細胞を活性化することで、エネルギーが燃焼されやすくなり、脂肪をため込みにくい身体を作ることができるんですね。


大根のイソチアシネートは加熱すると壊れるので注意

イソチオシアネートは、加熱すると壊れやすいということが分かっていますね。たしかに煮込んだ大根は辛みがなくなります。イソチオシアネートを効率よく摂取するためには、食べる直前にすりおろすのが一番です。


揮発性の成分なので、放置するとどんどん飛んで行ってしまいます。


ダイエット効果を最大化するためには、食べる直前にすりおろし、すぐに食べる!というが鉄則です。


スルフォラファンは白色細胞を褐色化する

イソチオシアネートが褐色脂肪細胞を活性化するのに対して、スルフォラファンは、白色脂肪細胞を褐色化するという効果があります。


大根を食べるだけで、褐色脂肪細胞を活性化し、さらには、白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変化させるとはすごい効果ですよね。


大根ダイエットのやり方

それではここから具体的なダイエットのやり方を解説していきます。大根ダイエットの最も効果的な方法はとてもシンプルです。

  • 大根はすりおろして食べるのが効果的
  • 食前30分前に大根おろしを食べる
  • 一日の目安は大根3分の1~2分の1
  • 根に近い部分もしっかり食べる


大根おろしにして食べる

大根のダイエットに効果的な成分イソチオシアネートとスルフォラファンを両方効率的に食べるには、すりおろした大根を食べるのが最も効果的です。

スルフォラファンに関しては熱に強い性質がありますが、イソチオシアネートは熱に弱く、すぐに揮発してしまうので、両方食べるには、直前にすりおろして食べるのがベストです。


食前30分前に食べる

さらにダイエット効果を高めるためには、食前30分前に大根のすりおろしを食べておくことですね。

30分前に食べることで、大根によって満腹中枢が刺激され、その後の食事での食欲を抑制してくれます。


また大根の食物繊維によって、胃が膨らみ、糖質の吸収も穏やかにしてくれる効果があります。


一日の摂取目安は3分の1~2分の1程度

ダイエット効果を出すためには、一日の摂取目安として大根3分の1~2分の1程度をおすすめします。摂取量の上限は実際にはありませんが、毎回食べる直前にすりおろすことを考えると、3分の1~2分の1ぐらいが限界ですね。(めんどくささが勝ってしまうと思う。)


根に近い部分をしっかり食べる

何となく端っこだから捨ててしまいそうになる大根の根付近ですが、ここにこそイソチアシネートがたくさん入っているんですね。だから絶対に捨てないで、食べるようにしてくださいね。


イソチアシネートが多いということは、それだけ辛いということになりますが、ここにこそダイエット効果があるので、頑張って食べましょう!


大根ダイエットの効果はいつ頃でる?

今回解説した方法で大根ダイエットを継続すると、1週間程度では効果は見込めない可能性がありますが、1ヶ月以上継続した時に、体重にも効果があらわれてくると思います。


やり方やもともとの体重によって、減量数は差がありますが、1ヶ月でおよそ2~3キロ程度の減量は期待してよいでしょう。


もちろん大根以外にたくさん食べていたら痩せないので、大根を食べることによって、しっかりと食事全体の摂取カロリーが抑えられていることが前提です。


大根ダイエットは切り干し大根でもできる?

結論から言えば可能です。ただし、イソチオシアネートのダイエット効果はうまく発揮できないでしょう。ただ切り干し大根にすることで、余分な水分が抜けることによって、一度にたくさんの大根を食べることができるようになります。


一日3分の1も大根おろしを食べられない!という人には、切り干し大根にして、食物繊維のダイエット効果をおおく得ることをおすすめします。


また、大根おろしと切り干し大根を気分によって切り替えるのも一つの方法かなと思います。


おでんに入っている大根もダイエット効果がある?

もちろんおでんに入っている大根にもダイエット効果があります。ただし切り干し大根と同様にイソチオシアネートの効果はなくなります。


おでんの具材の中で言えば、もっともダイエットにいい食材は大根なので、コンビニでおでんを食べる際は大根を多めにするといいかもしれませんね。煮物も同様にことが言えます。


大根ダイエットのレシピ

解説したように大根のダイエットポテンシャルを最大限に発揮するのは、食事直前に大根をすりおろして食べることですが、それだとなんだか味気ない。


ということで、いくつかレシピをピックアップしてみました。


★ちりめんじゃこおろし

大根おろしと、合わせてちりめんじゃこやネギと合わせると、立派な副菜になりますね。ネギにもアリシンと呼ばれる脂肪燃焼効果のある成分が含まれているので、大根おろしプラスアルファの効果が期待できます。


基本的に和えるだけですが、味付けなど詳しいレシピが知りたい人はこちら↓

https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/process/ae68e6fa10a5e569f78510b9e203d17c/


★じゃこおろし冷奴

豆腐と合わせるとさらに食べ応えが上がりますね。

毎食これを食べる習慣をつけると楽に大根おろしが食べられるかもしれません。

さきほどのちりめんじゃこおろしを豆腐にかけたシンプルなメニュー。豆腐にはダイエット効果がたくさんあって、大豆サポニン・大豆イソフラボン・大豆ペプチドなどダイエット効果万歳なんですね。


詳しいレシピはこちら↓

https://cookpad.com/recipe/5220082


★ピリ辛切り干し大根の煮物

切り干し大根にするとイソチオシアネートの効果がなくなるという話をしましたが、その効果を補填するために、唐辛子を入れるとよいでしょう。イソチアシネートとは別の辛み成分カプサイシンですが、カプサイシンにも脂肪燃焼効果があるので、煮物系にする際は、唐辛子と合わせるとよいでしょう。いつもと一味違った大根の魅力と出会えるかも。これなら大根をばんばん食べれちゃいます。


★大根キムチ(カクテキ)

ガラッと雰囲気を変えたい人は、カクテキはいかがでしょうか。こちらもイソチアシネートの効果は少なくなりますが、たっぷりカプサイシンでダイエット効果を補填してくれます。


詳しいレシピはこちら↓

https://chefgohan.gnavi.co.jp/detail/4784/


大根ダイエットスープってどうなの?

大根ダイエットのスープってどうなの?と気になっている人も多いですね。大根をダイエット用にアレンジするものよいですが、味噌汁にするのがもっともシンプルで効果的です。

味噌は大豆製品であり、先ほど言った、大豆サポニン・大豆イソフラボン・大豆ペプチドが一緒に摂取でき、かつ他のダイエットにいい野菜も一緒に食べることが可能です。


用意するもの

大根・味噌・豆腐・たまねぎ・ネギ・ワカメ・(お好みで七味唐辛子)

  • ①大根を短冊切りにしてゆでる
  • ②豆腐をゆでる
  • ③しっかり火が通ったら、50度程度まで冷ます
  • ③味噌を混ぜる
  • ④ネギと玉ねぎは最後に投入


50度以下で味噌を混ぜることによって、味噌の乳酸菌が死なずに、摂取することができます。

豆腐・ワカメ・玉ねぎ・ネギ・味噌・大根それぞれにダイエットにいい成分が含まれている、最強ダイエットスープです。


大根ダイエットのやり方まとめ

いかがだったでしょうか。

大根には確かにダイエット効果があり、調理の仕方や工夫次第でダイエット効果をさらに高めることができます。


大根が苦手!という人は少ないですし、非常に取り組みやすいダイエットでもあります。


この機会に一度トライされてみてはいかがでしょうか。


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