トマトダイエットで美しくダイエット!脂肪燃焼と美肌効果どっちも!の方におすすめ
トマトってなんかダイエットによさそう!という人に、今回はトマトダイエットの詳しいやり方をご紹介します。
トマトが大好きな人にとっては、トマトで痩せられたら、それに越したことはない!という感じですよね。
トマトには確かなダイエット効果があります。
ただ、どのようにすれば痩せられるのかを知らないと痩せられません。
正しいやり方をおさえていきましょう。
トマトダイエットとは
まずは基本的なところからですね。トマトダイエットとはから解説していきます。
トマトダイエットとは、一般的には、トマトだけを食べるのではなく、トマトのダイエットメニューを日々食べて痩せていくというものです。
トマト料理は種類も豊富で、非常にカロリーの高い料理もありますから、トマトダイエットをすると言っても、ただトマト料理を見境なく食べていては、痩せられません。
トマトダイエットを正しく理解するために、カロリーや栄養成分をおさえておきましょう。
トマトの三大栄養素栄養・カロリー
※100gあたり
- カロリー:19kcal
- たんぱく質:0.7g
- 脂質:0.1g
- 炭水化物:4.7g(糖質3.7g)
三大栄養素的には、炭水化物が最も多いですが、それでも4.7gですね。そのうち糖質は3.7g。ほとんどは水分ですね。
トマトのそのほかの栄養・機能性成分とその効果
三大栄養素だけを見ると、超低カロリーのトマトですが、三大栄養素以外にも、いくつかダイエットに効果的な機能性成分があります。
ビタミンCには美肌効果
トマトはビタミンCが豊富に含まれる野菜です。ダイエットとは直接関係ないですが、ダイエット中は普段と摂取するカロリーや栄養素が変わるため、お肌の環境も変化しやすくなります。ダイエット中でもビタミンCを摂取しておくことで美肌効果があります。ビタミンCはお肌の張りを保つコラーゲンの生成する材料として欠かせないものだからです。
ビタミンEは抗酸化作用で細胞を守る
トマトにはビタミンEも多く含まれています。ビタミンEは細胞膜を守る栄養成分として知られています。ビタミンCとの相乗効果もありますので、ビタミンCもたくさん取れるトマトは最適な食材と言えます。
またビタミンEは、脂肪の酸化を防止してくれます。ビタミンEが足りず、脂肪が酸化すると、老化が進んだり、シミができやすくなったり、動脈硬化・生活習慣病の元凶となります。
リコピン
トマトと言えば、リコピンですよね。
リコピンにもビタミンEと同様に抗酸化作用がありますが、その効果は何とビタミンEの100倍とも言われています。
ビタミンE同様、脂肪の酸化を防ぎ、老化・シミ・動脈硬化の防止に効果があります。
カリウム
多くの野菜に含まれているカリウムはトマトも例外なく含まれています。カリウムは余計な水分を排せつする効果がありますので、むくみの改善に効果を発揮します。
13-oxo-ODA
ダイエットのキーポイントが13-oxo-ODAという成分ですね。これは割と最近見つかった成分なんですね。長年トマトには脂肪燃焼効果があるということが分かっていましたが、なぜダイエット効果があるのかいまいち分かっていませんでした。リコピンが脂肪を燃焼しているという説もあったみたいですが、2012年に京都大学の研究で、13-oxo-ODAという物質に脂肪燃焼効果があることが発見されました。
この研究では、マウスの実験での効果が確認されており、人による検証はなされていませんが、近年では13-oxo-ODAをサプリメント化したものも販売されています。
【京都大学:トマトから脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分を発見】
http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2011/120210_1.htm
トマトダイエットのやり方
トマトには、確かに美肌効果と脂肪燃焼効果があると分かったところで、その効果を得るためのダイエット方法をご紹介します。
脂肪燃焼効果については、マウスレベルでの検証範囲とのことで、マウスで効果を出した分量を単純に人に換算することは難しいです。
ただ今回の記事では、マウスではこのぐらいで効果がでたよ!という分量と、リコピンの適正摂取量から一日のトマトの適切な量を提案することにします。
効果を出すためには一日トマト2個!(Lサイズ)
脂肪燃焼効果を出したマウスへの13-oxo-ODAの投与量は単純に人に換算すると毎食トマト2個分ということですが、これを実施してしまうと、一日のリコピンの適正摂取量がトマト2個分なので、リコピンの許容量をオーバーしてしまうことになります。
リコピンを摂取しすぎると、肌色が赤っぽくなるという症状が現れることもあるそうな。
またカリウムも過剰に摂取すると、体調不良の原因となるそうなので、「一日2個以上を目標として、食べすぎには注意する」という意識を持つべきでしょう。
トマトのダイエット効果は熱を加えても変わらない
トマトダイエットの素晴らしいところは、熱を加えてもダイエットに効果的な成分は失われないということですね。
そのため色んな調理方法が可能です。
ビタミンCについては、調理の際に水に溶けたりしてしまい含有率が下がるそうですが、そのままレンジでチンしたり、油で調理すると、含有率が比較的維持されるそうですね。
13-oxo-ODA、リコピン、ビタミンEは、熱に強いので心配ご無用です。
加工されたトマトのほうがいい
トマトに含まれる有用な成分リコピンやビタミン、13-oxo-ODAは、加工されたトマトでも摂取可能です。むしろ加工されたトマトは、濃縮度が高いため、少量でも十分な量を手軽に摂取することが可能です。
- トマトジュース:200ml
- ホールトマト2分の1缶
トマト2個を毎日食べるのは難しいという人は、トマトジュースコップ1杯でもいいんですね。
トマトダイエットは食事制限と合わせて行うのが良
トマトは、13-oxo-ODAによって脂肪燃焼効果があることが分かっていますが、どの程度食べれば効果があるのかは検証されていません。簡単に言うと、何カ月で何キロぐらい痩せる!ということが明確に言えないということですね。
ですので、確実にダイエット効果を出していくためには、食事制限も合わせて行うのがベストです。
トマトダイエット+食事制限のやり方
トマトダイエット+食事制限といっても複雑なことはありません。決まりごとはシンプルに3つです。
- 全体の食事量を基礎代謝程度にする
- トマト(トマト料理)を食べるのは夕食
- 夕食は糖質をカットしよう
やはりトマト料理を食べているからと言って、がくんと体重が落ちることはないでしょう。しっかりと一日のカロリー量を制限します。自分の基礎代謝程度のカロリーを目標として、一食約400~500kcal程度を目指します。
トマトのダイエット成分を効率よく働かせるのは夜です。朝食・昼食に関しては、普段通りのお食事で(ただし400~500kcalを守ること!)。夜にトマト2個を食べる、またはトマト2個分を使用した料理を食べるようにしましょう。
さらに効果を出すためには、夕食時の糖質カットですね。これはしっかりダイエット効果を出したい人だけ実践すればいいと思います。
美容効果を高めるためにはたんぱく質といっしょに食べる
ダイエット効果に加えて美容効果を高めたい人は、タンパク質と同時に摂取することをおすすめします。
美容に効果のあるビタミンEはタンパク質と合わせることで吸収が高まります。
料理する場合はオリーブオイルがおすすめ
オリーブオイルは、悪玉コレステロールを減らす健康的な油として有名ですが、食後の血糖値の急上昇も抑制することが分かっています。リコピンはオリーブオイルと同時摂取すると吸収量が増大することも分かっており、トマトと非常に相性がいいんですね。
トマトと肉をオリーブオイルで料理するというのが、美容とダイエット両方に効果の上がる方法ではないでしょうか。
トマトダイエットにおすすめのレシピ
★ささ身とトマトとブロッコリーのおいしいサラダ
ダイエットにいい食材をこれでもかと集めたサラダ、非常に低カロリーで、食べ応えもありますね。ささ身やブロッコリーも入っていて、ダイエットだけでなく、筋肉を維持したい方、筋肉を鍛えたい方にも向いているメニューです。
https://cookpad.com/recipe/229382
★全粒粉ナポリタンスパゲティ
オリーブオイル・トマトと言えば、やっぱりナポリタンスパゲティ。ピーマンや玉ねぎを加えることによって、カプシエイトやアリシンの脂肪燃焼効果も得ることができいます。パスタは麺類の中では血糖値の上がりにくい低GIの食品ですが、さらに全粒粉パスタを使用することで、低GIで太りにくいメニューになります。肉系に魚肉ソーセージを使うとさらにヘルシー。
詳しいメニューはこちら↓
https://cookpad.com/recipe/2515264
★脂肪燃焼ミラクルダイエットスープ
トマトのスープを作り置きしておきたい方は、この脂肪燃焼ミラクルダイエットスープがおすすめ。ピーマン・玉ねぎ・トマトが入っており、最も脂肪燃焼効果の高いスープと言えます。ピリ辛に唐辛子を加えるとさらに脂肪燃焼効果増大!
https://cookpad.com/recipe/1132302
料理がめんどくさい・苦手という人はトマトジュースでもOK
解説した通り、トマトジュースでも手軽にトマトの脂肪燃焼効果を得ることが可能です。コップ1杯ですから誰でもできますね。
ただし商品選びには注意してください。
トマトジュースは飲みやすいものほど、糖質や塩分濃度が高い傾向にありますので、塩分と砂糖に注意しましょう。
なるべく、「食塩・砂糖無添加」と表示されているものを選びましょう。
トマトダイエットの効果はいつ頃?
解説した通り、トマトのダイエット効果について、どのくらいの期間やれば効果が出るという明確なデータが存在しません。マウスの検証は4週間にわたって行われているということはありますが、それをそのまま人間には適用できません。一般的なダイエットと同様に、最低2週間程度は継続し、1ヶ月ぐらいで目に見えて効果を実感できるようになると考えておいた方がよいでしょう。
トマトダイエットまとめ
最後におさらいです。
- トマトには美肌効果とダイエット効果がある
- 目安は1日2個
- 生のトマトよりも加工品の方がよい
- 料理するならオリーブオイルで
- 2週間は継続しよう
お肌にも脂肪燃焼にもよいトマトダイエット。トマトダイエットで体重のみならず、お肌の若々しさも手に入れましょう。